驚異的ペースで三振量産ソフトバンク・モイネロ 今季急増の決め球とは

西日本スポーツ

■31回投げ58K

 ソフトバンクで「8回の男」として君臨するモイネロが驚異的なペースで三振を量産している。ここまでリーグ最多の32試合に登板し、31回を投げてリーグ6位の58奪三振。奪三振数の10傑は先発投手が名を連ねる中で唯一、救援投手としてランクイン。強烈な存在感を放っている。

 モイネロの持ち球は今季最速158キロをマークした直球を軸にカーブ、スライダー、チェンジアップ。追い込んでからの決め球は昨年までチェンジアップ、スライダーだったが、今年はカーブが急増した。三振は直球の19個に次ぐ18個をこのカーブで奪っている。

 チーム8連勝の起点となった8月22日のロッテ戦では3者連続奪三振。3人目の安田からは真ん中へのカーブで奪った。モイネロの低めコーナー率は全投球が5・6%だがカーブに限ると0%。空振り率はチェンジアップの33・3%に次いで高い18・7%だ。今年はカーブが変化球の中でも特徴的な武器となっていることがうかがえる。

 1試合9イニングを投げたとして何個の三振を奪ったかを示す奪三振率はリーグ断トツの16・84。救援投手(50投球回以上)で歴代トップは1997年佐々木主浩(横浜)で14・85、ソフトバンクでは2015年サファテで14・20だが、現時点でモイネロは大きく上回っている。V奪回への生命線としてフル稼働する左腕がどこまで奪三振を積み上げるか。 (データは共同通信デジタル、31日現在)

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