福岡J1黄信号も…終了間際に執念の同点弾「みんなで拾った勝ち点1」

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J2第16節 千葉2-2福岡(2日、フクダ電子アリーナ)

 諦めないアビスパの姿勢が報われた。1点を追い、目安の5分がすぎていた後半ロスタイム。遠野が素早く入れたスローインを松本が受け、クロスボールを上げるとファンマが頭でねじ込んだ。土壇場で連敗を回避した執念の同点弾。長身ストライカーは「みんなで拾った勝ち点1」と大きな価値を見いだした。

 2017年と19年にJ2で年間2桁得点をマークしたが、今季は6月28日の琉球戦以来2点目。「攻撃の形がつくれず、チャンスが少ない」と危機感を感じ続けていた。この日は後半途中の出場直後に勝ち越され、ポストプレーで体を張っても周りとの息が合わない。それでもラストチャンスを逃さなかった得点感覚に、長谷部監督は「勝ち点を持ってきた評価は高い」と賛辞を贈った。

 J2が22チーム制になった2012年以降、自動昇格に入った2チームは16節終了時点で12位以内に入っていた。1試合少ないとはいえ、17位の福岡には5年ぶり昇格に黄信号がともる。ファンマは「声を掛け合うなど改善できることはある。福岡はもっと上を目指さないと」と鼓舞した。チーム総得点13はJ2で2番目に少ない。背番号9を生かす攻撃の再構築こそ逆転昇格に欠かせない。 (末継智章)

 福岡・増山(今季2点目に)「オフサイドにならないよう駆け引きできた。僕らは勝ち続けてJ1に行かないといけないので、小さなミスをなくさないと」

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