新米パパが新フォームで好投 2軍戦で先発したソフトバンク岩崎が3回無失点 

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク5-0オリックス(3日、タマスタ筑後)

 ソフトバンクの岩崎翔投手(30)が先発して3回を1安打無失点に抑え、3三振を奪った。8月27日に第1子の女児が生まれたばかり。気持ちも新たに再び1軍のマウンドを目指す。

 まっさらなマウンドに上がると「リラックスして投げられた」との言葉通り、最速151キロの直球を軸に初回は三者凡退。3回は1死二塁から紅林、西浦を連続三振に仕留めた。3イニングを投げたのは1軍で先発としても起用されていた2016年の9月4日楽天戦で3回1/3を投げて以来、4年ぶりだった。

 8月27日に続き、2軍戦では2試合連続の先発マウンド。「リリーフで1イニングだと気持ちが入りすぎて力んでしまう。先発の方がリラックスして入れる」と冷静に自己分析。倉野ファーム投手統括コーチは「短いイニングだといろいろと試す余裕がなかった。球数を投げる中できっかけをつかんでもらいたかった」と説明する。

 試しているのは新たなフォームだ。右肘が下がる悪い癖を改善するため、ワインドアップの始動を微調整した。「(18、19年に右肘を複数回)手術した影響で球速が落ちているので考えてやらないといけない。フォームはきょう初めて試してみたけど、まずまず」と手応えを口にした。

 前回先発した8月27日は登板後、すぐさま筑後から福岡市内の病院へ向かった。わが子が生まれる瞬間には立ち会えなかったものの「おむつを替えたり風呂に入れたりしています」と頬を緩める。喜びと同時に、父親になったことで当然ながら責任感は増している。「子どもができて自分も生まれ変わったような感じ。とにかく1軍に早く戻れるように」。7月9日に出場選手登録を外れてまもなく2カ月。守るべき存在が増えた男が巻き返しを誓った。(長浜幸治)

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