タカ応援番組MCが超えるノーバンの壁! HKT坂口理子が始球式登板へ

西日本新聞 古川 泰裕

 5日にペイペイドーム(福岡市)で開催される福岡ソフトバンクホークス-千葉ロッテマリーンズ戦で、HKT48の坂口理子(26)が始球式を務める。これまで指原莉乃(卒業)や松岡菜摘らが立ってきた博多女子の晴れ舞台だが、投球がノーバウンドで捕手まで届いたことはない。坂口は大のタカ党であり、月に一度放送中のホークス応援番組「鷹のミカタ!」のMCでもある。ファンが待ち焦がれる「ノーバンの夢」を最年長メンバーが達成する。

 2012年9月から2期生として活動する坂口は、「ハイクラス」と称される9人で構成するダンスユニット「Lit charm(リットチャーム)」の一員であり、歌に焦点を当てた配信限定ライブのメンバーにも選ばれている実力派。身長164センチで、運動神経も決して悪い方では無く、毎週土曜深夜に放送中の「HKT青春体育部!」(九州朝日放送)でも、柔軟性を生かして番組を盛り上げている。

 HKT関連ではこれまで5人のメンバーが始球式に挑戦してきた。

 元ホークス投手でエースだった若田部健一氏の娘である若田部遥(卒業)は2012年6月のDeNA戦で初登板したが、ボールはワンバウンドで打者の背中を通過する大暴投に。16年のクライマックスシリーズ(CS)で“再登板”した頃はリポーターとして活躍しており、担当した試合は高い勝率を誇ったことから「勝利の女神」と呼ばれていた。投球はワンバウンドだったが、まっすぐ捕手のミットへ収まり、好投手の血を感じさせた。

 HKTの大黒柱だった指原莉乃も2回登板。13年9月26日のオリックス戦はCS進出を左右する重要な試合だったが、赤いシャツを着て投じた1球はホームベースの手前で地面にポトリ。15年9月28日はパ・リーグ制覇を祝う「セレモニアルピッチ」。意気込みと裏腹にマウンド近くでバウンドさせ、後に松岡菜摘に「地面にたたきつけていた」と評された。

 現グループのエース田中美久が登場したのは、18年7月9日の夏の恒例イベント「鷹の祭典」。ボールはやや左にそれながらワンバウンドしたが、本人は満足したのか満面の笑みを浮かべ両手を挙げてマウンドでジャンプ。ホークス選手の“推しメン”を問われると「(ピッチングを教えてくれた)内之倉さんです」。かつて高校野球を代表するスラッガーで、現在はブルペン捕手を務める内之倉隆志さんの名前を挙げ、野球ファンも喜ばせた。

 坂口と同期で大のタカ党の渕上舞は18年、博多どんたく港まつりを控えた4月25日の西武戦で登場。背番号48のユニホームを着て投じた1球はまっすぐ捕手へと向かったがワンバウンド。大役を終え「ワンバウンドを狙っていたので80点。ステージより緊張した」と笑顔を見せていた。

 坂口とも仲の良いチームHキャプテン・松岡菜摘の初登板は、記憶に新しい20年7月21日。新劇場「西日本シティ銀行 HKT48劇場」が入居する商業施設のオープン記念日だったが、ボールは本人いわく「コテン、コテン、コテン」と3バウンド。「緊張」という言葉が顔に張り付いているかのようにこわばった表情だったが「さしこちゃんよりは届いて良かった」とほっとしていた。(古川泰裕)

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