石川遼から受け継いだ選手会長「この顔を覚えて」時松隆光が明かすコロナ禍の苦悩

西日本スポーツ

 新型コロナウイルスの影響で中断していた男子ゴルフツアーがフジサンケイ・クラシック(山梨県富士桜CC=7566ヤード、パー71)で8カ月ぶりに再開した。ジャパンゴルフツアー選手会の選手会長として初の大会となった時松隆光(26)=福岡県那珂川市出身=は、2日目を終え1アンダーの14位タイ。「げんちゃん」の愛称で親しまれる人気者が、重責を負った中で過ごしたコロナ禍と本大会にかける特別な思いをTNCテレビ西日本のインタビューに語った。

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-8カ月ぶりにツアーが再開した

 例年通りなら4月に開幕だったものが、コロナで中止延期が相次ぎ残念だった。今回のフジサンケイクラシックでツアーが再開できたことに感謝している。選手も楽しみにしていた。無観客ではありますがインターネットやテレビを通じて好プレーを見てほしい。

-新選手会長のシーズンでコロナ禍に見舞われた

 例年は県外にいてホテル生活をしていたのに、今年はずっと福岡の家にいて、練習をする時だけ外に出ていく生活。そこが一番違って、変な感覚だった。

 電話会議も多くて、今まで電話は数分しか話したことがなかったけど、何時間もしたのは初めて。LINE(ライン)もするほうじゃなかったけど、携帯電話を触る時間が増えた。チェックしないといけないことが増えたので。テレビ電話のアプリとかも増えたけど、やっと対応できるようになってきた。

-実際に選手会長となって、変化は

 いざなってみて、想像以上に大変だった。ゴルフ以外にやることが増えた。だけど、やって良かったなと思えます。去年までは自分のゴルフだけを磨いてたけど、今は違う。プレーできているのは、裏で支えてくれる人が何百人、何千人いると理解できて考えも変わった。結局、一人では何もできない。それを感じています。

-石川遼選手から引き継ぐ形で選手会長を任された時の心境は

 すごく不安でしたけど「俺らでフォローしていくから」と言っていただけた。それが引き受ける一番の決め手でした。(歴代選手会長の)池田勇太プロ、石川遼プロの支えがあるのは本当に大きい。

-改めてゴルフの面白さというのは

 同じコースを何回まわってもスコアが違う。そこが一番面白い。ジュニアからご年配の方まで同じフィールドでできるのはゴルフの魅力。孫まで一緒にできる可能性ある。それが魅力。

-自身のプレースタイルは

 ドライバーが飛ぶ方ではないので、正確性、曲げない。スコアでいったらバーディーの連続ではなく、パーを重ねていってチャンスホールでバーディーを狙う。堅く、アグレッシブさがないのが僕のゴルフ。

-選手会長として注目を集める大会になる

 選手会長なのにボロボロだといけない。コロナで苦しまれた方もいますが、少しでも元気を届けられるように。一打一打全力でやって、優勝争いができれば最高です。ライブ映像に映るポジションで戦いたい。プレー中は笑ったり、怒ったりしないのが僕の売り。本当は悔しがったり喜んだりしたいけど、平常心が大事。大会中もずっと、この顔で頑張りたい。この顔を覚えていただければと思います。

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