ロッテも台風10号も接近 心配な過密日程と今季最終カード

西日本スポーツ 石田 泰隆

タカ番記者コラム「好球筆打」

 ◆ソフトバンク3-4ロッテ(4日、ペイペイドーム)

 大事な大事な直接対決3連戦の初戦を落とした。しかも、6、7回に計4失点しての逆転負けだ。これで2位ロッテとのゲーム差は2・5。6日ぶりに3ゲーム差以内に再接近された。

 試合後、工藤監督は「明日は何とかしますよ」と努めて平静を装ったが、内心穏やかではないだろう。何せ相手は一度勢いづくと、とことん突っ走るチームカラーのロッテだ。今季36勝中20度目と12球団一の逆転勝ちの多さも恐れ入る。

 ただ、ロッテの強さに屈したかと言われれば、そんな感じはしない。敗因の幾つかは犠打失敗など痛いミスが大事な場面で出たことだ。それをさせなかったことがロッテの強さと言われればそれまでだが、やはり僅差の試合は「凡事徹底」が大切ということだろう。

 もちろん、苦手とするロッテ相手に嫌な負け方であることは間違いない。ショックを引きずりそうな1敗ではあるが、工藤監督がいつも言うように「大事なのはミスをしたその後」の精神を胸に残りの2試合を全力で勝ちにいくしかない。

 とはいえ、ちょっと気掛かりなのが明日6日の試合開催についてだ。現在、非常に強いとされる台風10号が沖縄から九州に接近中。上陸する恐れがあり、連日、気象庁が緊急会見を開いて警戒を呼び掛けている。

 どうやらこの台風10号は上陸しなくとも海上を通るため、勢力が弱まることはないらしい。4日夜の段階で風速15メートル以上の強風域が半径500キロ以上と、大型に近い状態になっているとのことで広範囲に影響を及ぼす恐れがあるそうだ。

 そうなれば心配なのは6日に予定されるペイペイドームでのロッテ戦だ。試合開始は午後1時のため、現時点で試合自体に影響はなさそうだが、試合後の公共交通機関などを考えると、中止も選択肢に入ってくるかもしれない。特別警報級の勢力まで発達している台風らしいので、球団は難しい決断を迫られそうだ。

 可能性は低いかもしれないが、仮に中止となった場合は10月27日からペイペイドームで予定されるロッテ3連戦が4連戦となるのだろうか。そうなれば前後の試合と合わせて地獄の13連戦となるため、工藤監督も気が気でないだろう。

 しかも、シーズン最後のカードがまたロッテとの3連戦だ。そんな先の心配をしても仕方ないのだが、ただでさえ過密日程の上、苦手ロッテ戦が終盤に待ち受けるとなると、目の前の直接対決はできる限り、勝っておきたいところだ。 (石田泰隆)

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