J1鳥栖が28日ぶり公式戦で快勝、感染した監督は試合前日に合流し指揮

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J1第14節 鳥栖3-0横浜FC(5日、駅前不動産スタジアム)

 マスクで口元を覆い、眼光鋭くピッチを見渡す。「ここに立てることに感謝したい」。新型コロナウイルスの感染から回復した鳥栖の金明輝監督がリーグ復帰戦の指揮を執った。8月に監督、選手、スタッフの計11人が感染。再出発したチームとともに同8日の鹿島戦以来、28日ぶりの公式戦に臨んだ。

 この試合の前日9月4日に金監督はトップチームの練習に合流して間に合わせた。「置かれた立場で全力を尽くすだけ」。チームもリーグ戦4試合を延期するなど大きな影響を受けた。巻き返しへの気持ちを高ぶらせる選手と同じ思いで戻ってきたホームだった。

 試合から遠ざかっていた選手はたまったエネルギーを発散するように、序盤から豊富な運動量で高い位置からプレスをかけ、好機を生み出した。その勢いが貴重な先制点につながった。前半、右サイドの森下からのクロスを金森が左足であわせ、鮮やかに決めた。

 昨年、鹿島から期限付き移籍し、今季は完全移籍。「博多のネイマール」の愛称とともにJ2時代の福岡でプロのキャリアをスタートさせた快足ストライカーは鳥栖加入後、待望の初ゴールを大事な一戦でもぎ取り、全身で喜びを示した。

 「今年はチームを引っ張っていくつもり。得点もアシストも増やしたい」。強い覚悟で臨んだ今季の思いをぶつけるように前線で走り回った。

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