代え時遅い継投、内角攻めろ/藤原満

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4-5ロッテ(5日、ペイペイドーム)

 この2連敗はベンチにカツ!だ。昨年8勝17敗と苦い思いをして、今年も負け越している。そのロッテ相手に何が何でも勝とうとする姿が見えなかった。ボコボコにやられたわけではなく2試合とも1点差。結果論ではなく、執念が足りないと言わざるを得ない。

 まずは投手の代え時が遅い。武田が5回2死で負傷したが交代までに時間を要しすぎだろう。この日の内容ならブルペンも用意していたはずで、結果的に試合の流れを悪くした。継投も後手後手。笠谷も松本も悪いイメージで降板し、いい投手を2人ともつぶす形になってしまった。

 バッテリーは内角攻めが甘い。柳田が徹底的に内角を攻められているのとは対照的だ。中村奨、他球団ではオリックスの吉田正、楽天の浅村など、同じ打者に同じように打たれる傾向も改善されないまま。三者凡退がなく、守る時間がどうしても長くなるから、攻撃のリズムも生まれない。

 ロッテ戦は別物で他カードとは違う。そう割り切って総動員で戦うくらいで向かっていかなければズルズルいってしまう。工藤監督は「苦手意識はない」と口にしているが、負けているのは事実なのだから大いに意識したらいい。意識した上で勝つ、その執念を見せなければファンも納得しない。 (西日本スポーツ評論家)

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