モイネロ使わず3連敗 ロッテの執念に屈したソフトバンク/柴原洋

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-4ロッテ(6日、ペイペイドーム)

 勝ちを狙ってきたロッテと普通に戦ったソフトバンクの差が明確に出た3連戦だった。ソフトバンクは9回1死から代打3人を起用したが、使うなら7回などもう少し早い場面も考えられたのではないか。3連投していた抑えの益田を休ませても勝ちきったロッテの執念が上回っていた。

 2点を追う8回の継投もいわば「普通」だった。左打者の菅野、安田と続く打順で松本。負けている場面とはいえ、ここで勝ちパターンのモイネロを送り出していれば選手の受け止め方はどうだったか。何が何でも勝つというベンチの姿勢を示すことも、苦手な相手には必要な策だろう。

 そもそもモイネロはカード初戦の4日は休養日だった。前カードのオリックス戦で苦戦したとはいえ、負け越しているロッテ戦でいきなり不在。結果的に最も安定している投手が3連戦で一度も登板せず、戦う前から戦略面でも後手に回った印象は否めない。

 ソフトバンクはこのカードだけで借金5。今後の優勝争い、クライマックスシリーズで戦う可能性を考えても現状のままでは苦しいのは目に見えている。次のロッテ戦は3週間後でその直前は今回と同じオリックス戦。ここを「狙って」取るために先発投手だけではなく救援、野手も含め入念に工夫する必要がある。(西日本スポーツ評論家)

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