上野由岐子6失点に観客も声を失う 今季初戦「全体的に駄目だった」

西日本スポーツ

 ◆日本女子ソフトボールリーグ後半開幕節 トヨタ自動車10―1ビックカメラ高崎(6日、神奈川・大和スタジアム)

 2連覇を目指すビッグカメラ高崎は日本代表のエース上野由岐子が先発し、安打を浴びるなど4回6失点で黒星を喫した。上野が日本女子リーグで1試合6失点以上喫したのは、2016年11月26日の決勝トーナメント日立戦以来。リーグ連覇だけでなく、新型コロナウイルスの影響で1年延期になった東京五輪に向けても課題が出た。

 まさかの展開に苦笑いすら消えていった。5年連続の白星発進を狙いながら、上野自身にとって4シーズンぶりの1試合6失点。レギュラーシーズンに限れば初。「6失点しているので…全体的に駄目だった」と肩を落とした。

 新型コロナウイルスの影響でリーグ前半戦が中止になり、この日が今年初の公式戦。「楽しみにしすぎて緊張感がなかった」と経験豊富なベテラン右腕も平常心を保てず、長年強みにしている制球が定まらなかった。

 打線が1点先制してくれた直後の初回。先頭打者にいきなり死球を与えると捕逸に加え、フルカウントから20秒以内に投球しなかったことで四球も与えた。1死一、三塁とピンチが広がり、相手の4番古沢にピッチャー強襲の同点打を浴びた。さらにこのイニング2個目の捕逸で勝ち越され、2回と4回にも古沢に適時打を打たれて4回限りでマウンドを降りた。

 観衆も声を失うほどの大炎上。リーグ2連覇はもちろん、来年の東京五輪に向けても不安が残る今季初戦だったが、上野はショックを引きずらない。球の切れは悪くなく、具体的な球種は明かさなかったが新球も手応えがあったという。

 今季は1回戦総当たりの短期決戦だが、上位5チームが決勝トーナメントに進める。上野は「来週も試合があるので切り替える」と巻き返しを誓った。(末継智章)

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