高校後輩NBA八村に続くか 移籍1年目の主将が描く「白戸家」への道

西日本スポーツ

 バスケットボール男子、Bリーグ2部(B2)のライジングゼファー福岡が、1部(B1)復帰へ陣容を刷新した。昨季はB2西地区最下位の6位に終わり、今季は契約済みの11選手中9選手が新加入。注目は加入1年目で主将に就任した白戸大聖(25)だ。宮城・明成高では米プロバスケットボールNBAで活躍する八村塁(ウィザーズ)の2学年上で、3年時のウインターカップでは高校日本一に貢献。後輩の活躍に刺激を受ける外角シューターは「バスケ王国」福岡のクラブをB1へ引き上げる覚悟だ。

 昨季は仙台をB2東地区優勝に導いた立役者が、西地区最下位だった福岡に移籍した。秋田をB1昇格に導いた実績のあるカナルス・ヘッドコーチ(HC)の下でのプレーを希望した白戸は、主将にも就任した。

 「高い目標を設定するクラブに呼んでもらった以上、やるしかない。B1復帰のために何をすべきか常に考え、先頭に立って行動に出す」。外角シュートと粘り強い守備を持ち味とする25歳は不退転の覚悟を示した。

 今年1月4日にあった福岡-仙台戦では3点シュート2本とフリースロー3本を含む全8本のシュートに成功し、15得点で仙台の勝利に貢献。この活躍が福岡の仲西淳ゼネラルマネジャー(GM)からオファーを受けるきっかけになった。

 この試合は新たなホームとなる福岡市の照葉積水ハウスアリーナでの開催。白戸も「奥行きが広く、湿度の管理もしっかりした素晴らしいアリーナ。ここをホームにしてプレーできたら楽しいと思った」と相思相愛での移籍となった形だ。

 明成高3年時にウインターカップを制覇。「1年勝負のプロに過去は関係ない」と強調するが、2学年下の後輩には大きな刺激を受けた。NBAウィザーズの八村塁だ。「インターハイまではリバウンドを取ってシュートするぐらい。だけど全体練習後、最後まで自主的に練習していた。純粋にバスケを楽しむ彼の姿を見て『こんなふうにやればいいのか』と感じた」と振り返る。

 秋のU-17(17歳以下)世界選手権から戻った八村は、外角からでもシュートを狙うなど攻撃力と積極性が劇的にアップ。白戸は「チームを引っ張る雰囲気が出ていた」と後輩の急成長に刺激を受け、向上心を高めた。

 Bリーグのメインスポンサーにあたる「トップパートナー」はソフトバンク。同社のCMに登場する架空の家族は同姓の「白戸家」で、CMには八村も出演した。白戸は「CMの話なんてないけど、活躍して呼ばれたら大きいですね」と色気十分。2024~25年シーズンのB1制覇を目指す福岡でチームとともに成長し、後輩に続くスターダムへの階段を上がる。(末継智章)

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