J2首位陥落 長崎が昇格へ乗り越えなければならない「壁」

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J2第18節 甲府2-0長崎(9日、山梨中銀スタジアム)

 前節2位のギラヴァンツ北九州がアウェーで愛媛を1-0で破り、3試合ぶりの勝利で勝ち点を38とし、J2ではクラブ史上初めて首位に立った。後半に町野修斗(20)が今季7点目となる決勝ゴールを決めた。前節首位のV・ファーレン長崎はアウェーで甲府に0-2で敗れ、2位に転落。アビスパ福岡はアウェーで山形を1-0で破り、今季2度目の連勝で勝ち点を25とした。遠野大弥(21)が2試合連続ゴールを決めた。

 課題のアウェー戦で長崎が首位を明け渡すことになった。前半19分にコーナーキックから先制点を許すと、1点を追う後半17分に手痛い追加点を奪われた。最後までリズムに乗れず6試合ぶりの無得点で敗戦。今季の3敗は全て敵地で喫した。

 長崎と入れ替わり首位に立った北九州に前節黒星をつけた甲府の勢いにのまれた。手倉森監督は「こういう試合を勝ちにつなげるには、まだまだ足りない」と悔やんだ。2日の新潟戦、5日の金沢戦に続く試練のアウェー3連戦だった。チームは長崎に戻らずに長期遠征に臨んだ。過密日程の中、体力的にも厳しい戦いは直近2試合も引き分け。3試合続けて白星をつかめなかった。

 これで今季はホームで7勝1分けながら、アウェーでは4勝3分け3敗と苦しい戦いが続いている。J1昇格を見据えても乗り越えないといけない壁ではある。次戦は13日、無敗のホームで磐田を迎える。嫌な流れを断ち切るチャンス。亀川は「今年はホームで負けていない。もう一度、新たな気持ちで、自分たちが積み上げたことを出したい」と前を向いた。

 首位から陥落したとはいえ、北九州との激しいマッチレースはまだまだ続く様相だ。手倉森監督は「いったん、肩の荷を下ろすときがなければいけないのかな、ということ。今度は追う立場になってやるだけ」と反転攻勢を誓った。 (松田達也)

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