39歳の和田毅が5勝 規定投球回に届かずも防御率2点台に突入

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆楽天1-8ソフトバンク(9日、楽天生命パーク宮城)

 ベテラン左腕が粘りの投球で自身4年ぶりのシーズン5勝に到達した。和田は6回途中まで6安打を許しながらも要所を締めて無失点。既定投球回には届かないものの、防御率は2・83と2点台に突入した。

 特別な思いで迎えた一戦だった。8月5日の前回対戦では今回と同じく仙台で涌井と投げ合ったが、9回1死まで無安打の快投で完封した相手と対照的に、5回3失点(自責2)で今季唯一の黒星を喫した。「とにかく我慢比べ。粘って先制点を与えないようにしないと」とリベンジを誓ってマウンドに上がった。

 言葉通り、我慢の投球が続いた。三者凡退で終えたのは3回だけ。8点の大量リードで迎えた5回も1死一、三塁とされたが、茂木を140キロ真っすぐで浅い中飛に打ち取ると、主砲浅村からはチェンジアップで空振り三振を奪った。「味方打線が先制してくれてとても心強かった。0点で次の投手につなぐことができて良かった」と喜んだ。

 シーズン5勝は米大リーグからホークスに復帰し、15勝で最多勝に輝いた2016年以来。疲労を考慮されて今季は既に2度出場選手登録を抹消されているが、故障もなくローテーションで投げ続けている。長く苦しんだ左肩違和感を乗り越えた昨季の4勝を超えたが「1年間先発ローテを守って、それなりの数字を残してこそ復活になると思う」と当然満足していない。チームでは6勝の千賀、石川に次ぐ勝ち星を挙げている39歳が「完全復活」に、また一歩近づいた。 (長浜幸治)

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