福岡応援ソングに参加、家族で「はあぁぁ!」 HKT月イチ報告(下)
渕上舞(23)、堺萌香(22)、豊永阿紀(20)、栗山梨奈(19)による座談会もいよいよ終盤戦。ロケも舞台もスタッフも、北九州市にこだわった映画「めぐり逢(あ)わせの法則」で主演する豊永が、炎天下の北九州で肌を焼きながら熱演した日々や、豊永家の一大事となった福岡応援ソング「Beat goes on」のレコーディングについて熱っぽく語った。(古川泰裕)※9月3日取材
柏木さんがすごいんだよね
-栗山さんは9月5日の「THE LIVE」に初出演。柏木由紀さんの「ショートケーキ」を歌う。
栗山「今(9月3日)、ちょっと喉がやばいです」
豊永「いけるよ、2日あれば」
-緊張している?
栗山「しています」
豊永「誰とだっけ?」
栗山「(森保)まどかさんとみるんさん(荒巻美咲)です」
-練習ではどう?
渕上「けっこう(音程)高いよね」
栗山「高いんですけど、先生が『意外と本人さんが地声で歌っているから、サビの一番高いところ以外はなるべく地声でいこう』って。あんまり私も声が高いタイプじゃないので、そこはめっちゃ苦労しました」
豊永「柏木さんがすごいんだよね。声の使い方がうまくて、(裏声と地声の)境があんまり分からない。ミックスボイスがすごい上手だから…」
堺「きれいにつながっている」
栗山「あんまりこれまで歌に力を入れたことがなかったというか。歌は好きだったけど、そんなに特化したことはなかったので、そこがまず大変でした。去年の『歌唱力No.1決定戦』とかにも出ていないですし。そういう『歌』っていうジャンルに挑戦したことはなかった」

猛暑の映画撮影「本当に、もう本当に…」
-北九州映画実行委員会製作の映画「めぐり逢わせの法則」では、豊永さんが主要キャストの一人を演じた。
豊永「8月から個人的にいろいろとさせてもらいすぎて、(解禁まで)ずっと黙っていたんですけど。最初に(話を)聞いたのが3月とかで、最初の予定だと5月公開くらいの予定だったので、ようやくって感じが私たちはします。メンバーで出たのは小田(彩加)と、りこぴさん(坂口理子)だったんですけど、ずっと小田と一緒にいました。寝る部屋も隣だし、寝る直前まで2人でせりふ合わせして、みたいな。あんなにヘトヘトになってホテルに帰って寝るのは初めてだなっていうくらい、精神的にも体力的にも力を使い果たした日々でした。ずっとやりたいって言っていた仕事だったから、自分に回ってきたのがすごくうれしかったし、北九州出身ではないけど福岡っていう単位で見ると、こういう(地元発の映画を発信する)人たちが作ろうっていう作品に関わらせてもらったことがうれしい。これでメンバーがもうちょっと、そういうお仕事をできるような何かにつながればいいなと思うし、すごくいい経験だった。早く見てほしい。怖いけど」
-7月に撮影。大変な暑さだったとか。
豊永「本当に、もう本当に…。猛暑だったんですよ。汗で髪形も変わるし。(場面の)つながりは大丈夫ですか?って(笑)」
-汗で日焼け止めも流れた。
豊永「私、左の肩だけめっちゃ焼けてて。肩が開いたデザインの服を着ていたので、自分では全然気づかなくて、メークさんに『赤くないですか?』って「言われて『焼けとる…!』って。めっちゃ暑い中だったですけど、逆にそれで記憶に残っているというか。この夏のことを思い出すとしたら、一番に思い出すだろうなあ」
-9月20日に北九州市門司区の門司市民会館で上映会がある。
豊永「ファンの皆さんと数カ月ぶりに会える」
渕上「私、明日(9月4日)会う。なんか『E・ZO FUKUOKA』で…」
豊永「あら」
-よしもとの常設劇場で催される「勝手にホークス応援団!」に松岡菜摘さんと出演。トークなの?
渕上「トークです」
-そのうちホークスネタのコントもあるかも。
渕上「難易度高そう」
豊永「でもそういう感じで、ちょっとずつメンバーとファンが会えるようになってうれしい」
-20日にようやく映画を見てもらえる。
豊永「私もまだ見ていないので、実は9割くらい怖いんですけど」
渕上「めっちゃ見たい」
豊永「あんまりモニターとかチェックしないまま進んでいったから、私たちも見るのはほぼ初めてなんですよ」
-さすがに事前に見られると思うけど。
豊永「どっちにしても怖い(笑)。小田と2人でずっと『怖いね』って」
-いよいよ銀幕デビュー。
豊永「自分の今後につながればいいなと思ったし、自分は本当に(演技が)好きなんだなって思いました。めっちゃ疲れたけど、もう嫌とは一度も思わなかったし、一生これをして死にたいなと思いました」