福岡V字回復、3年ぶり4連勝で5位浮上 主将・前がVアシスト

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J2第9節 大宮0-1福岡(16日、NACK5スタジアム大宮)

 仕切り直しの一戦で福岡のキャプテンが均衡を破るアシストを挙げた。0-0で迎えた後半20分ごろ。左サイドに流れていた前主将が速く低いクロスを供給。ゴール前に詰めていたファンマの2試合連続弾を演出した。

 前は大宮と対戦するはずだった8月2日の試合直前、新型コロナウイルスへの感染疑いが判明。その後陽性と判定されて約1カ月の離脱を強いられた。約1カ月半遅れで代替開催されたこの日、ボランチで先発出場。仕切り直しの一戦で誰よりも気迫に満ちていた。中盤でプレッシャーをかけてボールを奪う得意の守備で存在感を発揮。攻めても左右にパスを散らしながら隙をうかがい、チャンスをものにした。

 7月終了時点で大宮は自動昇格圏内の2位につけ、福岡も3位。本来はJ1昇格を争うシーズン序盤の大一番になるはずだったが、延期後、両チームは急降下した。8月は福岡が1勝1分け4敗に終わり、大宮も2分け4敗で昇格争いから大きく後退した。3連勝で息を吹き返した福岡に対し、大宮は苦戦が続く。

 しかし、福岡の長谷部監督は元J1の相手に対して「結果が出ていないだけで、強いチームであることは変わりない。100パーセントの力を出して(ようやく)良い勝負ができる」と警戒していた。

 前の復帰や東京五輪世代の松本が加入し、生え抜きの鈴木も奮起。ボランチ勢から縦方向へのパスが入って攻撃のスイッチを入れられるようになり、チャンスが増えてきた。ファンマは2試合連続でのゴール。8月までの14試合でわずか1得点だったが、9月に入って早くも3点目。長谷部監督は「取るべき人が取り、守るべき人が守る。それぞれが役割を担うと空気は自然とよくなる」と上昇気配を感じ取る。

 3年ぶりの4連勝で5位に浮上。昇格圏の北九州、長崎との勝ち点差はまだある。この勢いは緩められない。

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