山ノ内「とにかく1着を」 ボート王国九州山口!

西日本スポーツ 井上 泰宏

 層が厚いのはSGだけでない。仲谷颯仁、大山千広、羽野直也のドリーム組を筆頭に、福岡勢が最多の8人を送り込む。山口、佐賀、長崎からは各1人ずつ。ヤングレーサーの登竜門に、総勢11人の郷土勢が参戦する。

 大会初出場は村上遼、山ノ内雅人、百武翔、新開航の4人。事故禍に苦しんできた村上は、「ようやく舞台に立つことができました」と、安堵(あんど)の表情を浮かべる。目標は「事故をしないこと」と低めの設定だが、それはあくまでも前提の話。その上で「せっかく来たんだから、落ち込まなくていいようにしたいですね」と、ひそかに闘志を燃やす。

 年齢制限のあるヤングダービーでは、当然、卒業を迎える選手もいる。郷土勢では山ノ内、高倉和士、渡辺翼ら3人がラストチャンスに挑む。高倉が3大会、渡辺翼が2大会連続なのに対し、山ノ内は初出場にしてラストイヤー。「エンジンの抽選運が良かったことも大きかったが、選考期間は勝率を意識して走ってきた」。その結果、期別勝率も大幅に上昇。「気持ちの変化が大きかったのかもしれない。しんどかったけど、頑張ってきて良かった」と、出場権を獲得しただけでなく、初のA級昇格を果たした。

 その反動か「今期は目標をA1昇格に設定していたが、無理になってしまって…。やることは変わっていないが、ちょっとモチベーションを保つのが難しかった」と勝率を下げている。ただ、今節に限れば「とにかく1着を取って水神祭がしたい」と目標は明確だ。

 残念ながら相棒の37号機は2連対率23%の低調機。そのため「チルトを0にしてペラも叩いた」と特訓前から調整の手を入れた。目標に向けて少しの時間も無駄にすることはない。「ペラだけじゃなく、本体を含めていろいろとやっていきたい」。まずは1着。そのために最善を尽くす。 (井上泰宏)

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