復帰後初黒星の鳥栖 過密日程でスタメン大量9人入れ替えも及ばず

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1第12節 鳥栖0-2札幌(16日・駅前不動産スタジアム)

 サガン鳥栖がホームで札幌に0-2で敗れ、4試合ぶり、公式戦復帰後では初の黒星を喫した。大分トリニータはアウェーでFC東京を3-2で破り、今季2度目の連勝で勝ち点を19に伸ばした。

■公式戦復帰後初 攻撃陣屈辱0点

 快調だった復帰からの歩みも一時停止となった。鳥栖は新型コロナウイルスの感染者が相次いだ影響による公式戦の延期から、再開後4試合目で初黒星。金明輝監督は「個人、チームのスキルをもう一つ、二つ上げないと」と肩を落とした。

 過密日程を乗り切るために13日の柏戦から中2日で、スタメンを9人入れ替えた。今季初出場の高橋義、岩下が先発に名を連ね、高橋秀、小林ら30歳代の選手を起用。若手育成に大きくかじを切った今季は下部組織出身の選手らを積極的に起用してきたが、この試合は苦境を乗り切るため、ベテランの力を頼った。

 前半には相手の強烈なシュートに岩下が体を投げ出してブロックするなど、ベテラン勢は堅実なプレーを見せた。それでもチームは後半16分にミドルシュートで先制を許すと、同21分にも追加点を奪われた。高橋義は「どんな選手が出ても、同じことができないといけない。敗戦の責任を感じる」とうなだれた。

 コロナ禍による過密日程もあり、今季はチームとしての総合力が問われる。金監督は「中2日ということだけでメンバーを決めたわけではない。ここで結果を出さないといけないと思っていた」と振り返った。

 攻撃陣も再開後4試合目で初の無得点。フル出場した19歳の本田は「もっと自分が相手を剥がし、前にボールを送ればよかった」と悔やんだ。さらに中2日で、19日にホームの横浜M戦が控える。若手、ベテランが一つになって昨季のリーグ王者に立ち向かう。 (松田達也)

PR

サガン鳥栖 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング