自力V消滅の危機、山川が打たなくちゃ…辻監督の目にはどう映ったか

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆オリックス6-3西武(19日、京セラドーム大阪)

 パ連覇を果たした原動力は「強打」。チーム打率も得点も、昨季まで3年連続パ・リーグのトップ。その西武が今、貧打で苦しんでいる。8試合連続1桁安打で3連敗。その“象徴”が、不振の主砲山川の存在だろう。

 今月8日から17日までの3カード9試合で31打数3安打の打率9分7厘。17日の4打席連続三振を含めて計15三振。この“音なし状態”に、辻監督は山川を18日のスタメンから外し「休養じゃなくメンテナンス」と室内練習場でみっちりと打撃チェック。19日は4番に戻したが、1回2死一塁では止めたバットで二ゴロ、4回1死三塁の同点機でもボテボテの遊ゴロと、らしくない当たりの連続だった。

 7回にやっと、左中間へ鋭い当たりのヒットを飛ばし、9回も四球を選んで「ヒットはタイミングが良かったね。少しずつ良くなってきたんじゃない?」と辻監督。中村も右手首痛で出場選手登録を抹消されており、8試合連続1桁安打中の総得点は20と、1試合平均2・5点止まり。主砲の不振が続き、打のチームが打てなければ、勢いだって生まれない。

 20日も敗れて4連敗なら、自力V消滅の可能性もある。ここ9試合で●●●○○○●●●とあって「その流れだから、明日(20日)は勝てるんじゃない?」と辻監督。自慢の強打が戻ってこない現状では、その“吉兆データ”を信じるしかないのかもしれない。 (喜瀬雅則)

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