上林の走塁は初歩的ミス もったいないとしか言いようない/池田親興

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク1-3楽天(19日、ペイペイドーム)

 初ものに手を焼いたとはいえ、チャンスがあっただけにもったいない試合になった。プロ初登板の滝中は素晴らしい内容で今後もやっかいな存在になるかもしれない。その滝中が降りた後、救援陣が安定しない楽天は与四球が増えたのに生かすことができなかった。

 象徴的だったのは8回の走塁。自分の左側から来る打球で上林はなぜ飛び出したのか。2死二塁なら、次打者がグラシアルだけに少なくとも同点にできる可能性が残る。結果的にどうなったかではなく、その可能性を消したという意味で非常にもったいなかった。

 不振に苦しんでいる上林はいろんな意味で感覚がずれてしまっているのかもしれないが、代走としてはやってはいけない。打つ、打たないとかではなく、初歩的なミスだった。直前に盗塁を決めて自ら好機を広げた後だけに、もったいないとしか言いようがない。

 今年初めて観客が1万人以上入り、拍手の音が大きくなった。思い出したのは初めての有観客試合で柳田が放ったサヨナラ弾。やはり選手にとって声援は力になるということだ。残念ながら谷間に入った感じの負けになったが、見に来てくれるファンのためにも取れる試合はしっかり勝ちきりたい。 (西日本スポーツ評論家)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ