体操内村一問一答「今までずっと進化し続けてきたので、やるのが当然」

西日本スポーツ

 ◆体操・全日本シニア選手権(22日、群馬・高崎アリーナ)

 体操男子個人総合で五輪2連覇中の内村航平(リンガーハット)は種目別鉄棒に絞ってからは初めての実戦に臨み、14・200点で6位だった。公式戦で初披露したH難度の大技「ブレトシュナイダー」を決めてバーをつかむもバランスを崩し、車輪につなげられず、演技後は顔をしかめた。

 -「しょうがない」という思いはなぜ。

 「1年ぶりの試合というところで鉄棒に絞ってというのは初めて。まあ、しょうがないかなと。自分でつかみ切れていない部分がそう思わさせている」

 -ブレトシュナイダーで落ちずに31歳で過去最高難度の技をやりきったことに対して。

 「そこはあまり、考えていない。今までもずっと進化し続けてきたと思うので、やるのが当然。期待されている中で失敗しないでやるのは当然。昨年の全日本が終わったあたりから、試合にミスが出ても、あまり落ち込まなくなった。そこは変化かなと思う。全日本が終わって、その後シニアであん馬で落下して、失敗続きで、耐性がついてきた。今日のミスは何でかな、何でかなと終わってめちゃめちゃ考えている。今も考えている」

 -それでも、先につながるものはあったか。

 「落ちなかったことですかね。ブレトシュナイダーを試合で使ってみて、落ちなかったことはよかった。試合をやる前にサブ会場で調整したけど、そこに宮地選手が来て、僕は初めてブレトシュナイダーをやったとき落ちましたと言われた。プレッシャーをかけられて、僕は落ちてなかったので、よかったかなと(笑)。前向きに捉えている。これだけ準備して出しきれなかったのはすごく残念ですね。あと、みんなが6種目やっている中で、若干むなしいというか。本来であれば、最初から最後までみんなと同じ空を気感じて試合しているのかなと思った」

 -地元長崎へのメッセージを。

 「九州地方は豪雨で大変な思いをした。大変な思いをしているはずなので、何とか演技で元気つけたいとか、そういう気持ちはあるけど、なんせ、鉄棒だけになると、映像が少なくなる。失敗をしない、いつもいい演技を目指してやるということを、地元だけでなく、日本の皆さん、世界のファンに届けていかないといけない。演技時間は約1分なんですけど、1分で今まで表現できていた以上のことを表現しないといけない。特に地元の方には感じていただきたい。いつも応援していただいているので、そこは特別に届けたいという気持ちはある」

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