チーム引っ張る千賀、気迫が伝わったあの姿/池田親興

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク0-1オリックス(22日、ペイペイドーム)

 石川が踏ん張った20日の楽天戦も含め、1点差の負けが増えている。疲れが見える打線の状態が落ちていることが大きい。一方で、投手陣には自分の仕事ができる選手が増えてきた。自身2連敗となった千賀も週の頭に長い回を投げて、チームを引っ張っている。

 印象的だったのは、終盤を必死に抑えた千賀がベンチに戻り、自分の胸をたたいていたシーン。山本と投げ合った彼の気迫が伝わってきた。投手が頑張っただけにもったいない黒星だったし、あの姿を見た打者は「もっと打たないと」と感じたはずだ。

 ただ、千賀が吉田正のソロで先制点を渡したのも事実。ホームランは相手に力を与えてしまう。一発のある打者には「シングルヒットならOK」という投球をしたい。攻め方を洗い直すことも必要だ。とにかく打線が元気になるまでは、先制点を与えないことだ。

 オリックス戦の次はロッテ戦が待つ。ここに勝たないと優勝はない。12試合が残る直接対決の前のカードは必ず勝ち越して、少しでも楽に臨みたい。どこも疲れはあるが、もうラストスパートの時期。23日から連勝して千葉に乗り込んでほしい。 (西日本スポーツ評論家)

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