中村、木村…復帰組が呼んだ西武通算3000勝 V3に希望つなぐ「らしい」逆転劇

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆西武6-5日本ハム(23日、メットライフドーム)

 守護神増田が9回を締めくくると、西武が3000回目の勝ち名乗りを上げた。1979年に埼玉・所沢に本拠地を移して通算3000勝。辻監督が記念ボードを掲げ、ナインはファンに一礼した。42シーズン目の記念星を呼び込んだのは復帰組だった。

 3点を追う4回2死一塁、右手首痛から復帰して即スタメンに名を連ねた中村が中前打。ベテランの快音でチャンスが広がり、急性腰痛から22日に戻ってきたばかりの木村が燃えた。「中村さんが目の前で打ってくれて、チャンスで回してくれたので、絶対にものにしようと思った」。同点の5号3ランでチームをよみがえらせると、ルーキー柘植が勝ち越し適時打で続いた。

 試合前の円陣で木村は小ネタを仕込んでいた。赤田打撃コーチからもらった「倍返し」と記されたまんじゅうを不調の森に愛情たっぷりに見せつけた。「昨日(日本ハムに)やられて倍返しという感じ。昨年、一昨年と優勝しているチーム。ここから意地を見せたい」。短縮シーズンも残り3分の1。離脱していた主力も戦列に戻り、反撃態勢が整いつつある。

 西武らしい逆転劇でのメモリアル白星。80~90年代の黄金期に主力として活躍した辻監督は「3000というのはすごいと思うけど、4000、5000と、ライオンズが永遠に強いチームであってくれたら」とうなずいた。まだ上位とは大差がある。倍返しにとどまらず3倍、4倍と返していけば、V3へ望みはつながる。  (小畑大悟)

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