序盤に好機を…「相手が迷っていた」連敗ストップJ2北九州、司令塔をポジションチェンジ

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J2第23節 町田1-1北九州(30日、町田GIONスタジアム)

 序盤の速攻で停滞ムードを打ち破った。前半4分に北九州の高橋大が前線へスルーパス。反応してDFラインの裏に抜け出した椿が、冷静に相手GKの股を抜くシュートを決めた。後半に追いつかれたが、小林監督は「2連敗の後にアウェーで勝ち点1を取るのは悪くない」と前を向いた。

 前節まで2試合続けて零封負けを喫し、チーム最多10得点のディサロがけがにより2試合連続でベンチ外。正念場の一戦で今季初の3連敗を回避するため、昇格請負人の小林監督は策を巡らせた。司令塔の加藤をボランチではなく、センターバック(CB)で起用。「後方から攻撃を組み立てるところでプレスを受けるので、回避するため」と狙いを明かした。

 試合前には選手に「初めが大事だ」と伝えるほど、相手が戸惑うであろう序盤を好機とみていた。実際に椿は「前半は相手が迷っていた」。3年前にCBを務めた経験がある加藤も「後ろから声を掛けて周りを動かせた」と“伸二マジック”の効果にうなずいた。

 2試合続けて東京都内での試合。チームは27日の東京V戦後も都内で調整した。長距離移動の負担を回避した効果もあり、中2日でも最後まで走り切れた。工夫を重ねて悪い流れを断ち切り、次節は福岡ダービー。加藤は「順位に関係なく大切な試合。勝てば波に乗れる」と気炎を吐いた。 (末継智章)

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