J1昇格圏争い福岡VS北九州、“ダービー男”襲名誓う点取り屋

西日本スポーツ 松田 達也

 8連勝で順位を3位まで上げたJ2アビスパ福岡の遠野大弥(21)が“ダービー男”襲名のゴールを誓った。1日、チームはホーム北九州戦(4日、ベスト電器スタジアム)に向けた練習を公開。遠野は北九州との開幕戦で決勝ゴールを決め、9月27日の長崎戦では2得点の活躍で勝利に導いた。勝てば2位の北九州と入れ替わり、J1昇格圏内の2位に入る福岡ダービーに向けて「必ず点を取って勝ちたい」と力強く宣言した。

 勢いに乗る点取り屋の言葉に力がこもった。遠野は「福岡のサポーターが一番楽しんでくれる試合になると思う。勝たないといけない」。勝ち点2差で2位につけるライバルを倒せば順位が入れ替わる大事な試合に自然と気持ちが高ぶる。

 開幕戦の活躍で、両チームのサポーターに「遠野」の名前を知らしめた。「初めてJリーグの試合に出て、初めてのゴールを決められた。一生に一度しかないことだし、自分にとって特別な試合になった」。Jデビュー戦で流れを引き寄せ、ここまでチーム最多の7得点を記録。前線に欠かせない存在となった。

 北九州は今季、J2の九州クラブにとって最長となる9連勝を達成した。その記録にあと1勝で並ぶ状況で北九州と対戦する。ただでさえ盛り上がる「福岡ダービー」に火を付けるシチュエーション。福岡にとっても、勝てば過去最高の8連勝を超えてクラブ記録を更新する大型連勝となる。

 1-0で勝った栃木戦の翌日とあってこの日はランニングなどの軽めの調整で練習を終えた。栃木戦は前節から先発を9人入れ替えながら勝利を収めるなど、チームが一体となって連勝をつないだ。長谷部監督は「こういう状況で、上位同士で当たれることで、福岡県民の皆さんに試合を楽しんでもらいたい。100パーセントを出して、勝利に向かいたい」と意気込んだ。

 三たびの“ダービー弾”が期待される遠野は「自分の出来には満足していない。後半戦が始まって、ここからが勝負。もっと点を取らないと」と先を見据えた。強い決意を注目の一戦で示せば、ダイヤの輝きがさらに増していく。 (松田達也)

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