ソフトバンク4カードぶり勝ち越し、石川が7回途中1失点で7勝目

西日本スポーツ

 ◆楽天1-4ソフトバンク(1日、楽天生命パーク宮城)

 4カードぶりのカード勝ち越しがかかった一戦。「中継ぎのようにゼロで抑えるつもりで投げる」。好投が続きながら白星に1カ月以上見放されている石川は、初回から飛ばした。先頭小深田を一邪飛に仕留めると、鈴木大、浅村を直球で連続空振り三振に封じ三者凡退で上々の立ち上がりを見せた。

 石川は悩んでいた。「内容より結果と言われるのが、一番胸に刺さる」。9月13日の西武戦は完投しながら先頭打者本塁弾による「スミ1」で敗戦。前回登板の楽天戦では8回まで投げソロ2本による2失点に抑えたが3敗目を喫した。十分すぎるほどの投球をしながら、8月23日のロッテ戦を最後に勝利から遠ざかっていた。

 この試合でも、最初の失点は一発によるものだった。無安打投球が続いていた4回2死。4番島内に対し、3ボール1ストライクと打者有利のカウントになってからの5球目だった。144キロの直球が高めに。狙われていた。右翼スタンド中段に飛び込む完璧な一発になった。この日初めて許した安打で1点を失った。

 それでも、走者を背負いながら粘りの投球を披露する。「長いイニングを投げれば1点、2点は大丈夫と思っていたけど、それが良くなかったのかもしれない」と最近の思考を省みた通り「0」への執着を見せた。5回2死一、三塁のピンチも当たっている小深田をパワーカーブで三ゴロに封じた。7回に味方打線が逆転に成功。その裏に1死一塁でマウンドを降りた。

 登板間隔を空けて中10日でのマウンド。シーズン終盤を見据えた“ローテ再編”で千賀と同一カードに組み込まれた。先陣を切った千賀が白星を挙げたが、前日30日は武田の乱調で痛い敗戦。2位ロッテに勝率でわずかに上回っているものの、ゲーム差なしとされた状況下で久々の7勝目を手に入れ、チームを4カードぶり勝ち越しに導いた。

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