復調ソフトバンク栗原支えるあのベテランのアドバイス

西日本スポーツ 倉成 孝史

 ◆ソフトバンク8-4日本ハム(4日、ペイペイドーム)

 6番に入った栗原が、3打点をたたき出し4連勝に貢献した。1点を先制した初回に、なおも2死二、三塁の好機で河野の初球カーブを捉え右前への2点適時打。3点リードの3回には、先頭で代わったばかりの村田の2球目直球を振り抜き、打球を右翼テラス席へ運んだ。「何とか塁に出ようと思ったけど最高の結果になって良かった」。そう振り返った13号ソロは序盤でリードを再び4点差に広げる貴重な一発となった。

 「再スタート」から、再び輝きを放ち続けている。初の開幕スタメンを勝ち取った今季は、特に前半戦で存在感を発揮しレギュラーに定着。だがチーム最長となる連続先発出場を84試合続けていた中、9月の打率は1割台中盤と不振を極め9月26日のロッテ戦でそれが途切れた。「悔しかった」と振り返るそこから2試合の欠場。それでも「やっぱり試合に出たいと思った。何とかやってやるぞ、とまた思えた」と、先発に戻った同29日の楽天戦で12号3ランを放つと、そこから6試合で7安打8打点2本塁打と暴れている。

 頼もしい先輩の存在も、その活躍を支えている。不振時には「毎打席不安があった」と迷いが生じていたことを明かすが、9月末から同じ左打者の長谷川が1軍に復帰すると、すぐに助言を求めた。ベテランからのアドバイスは「おまえの場合は目付けだけだ。自分が打てるところを待っとけ。三振してもいいんだから」。初回の適時打は初球、3回のソロは2球目と、早いカウントから迷いなく狙った球を振り抜いた。若タカが、思い切りと輝きを取り戻した。 (倉成孝史)

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