打てど入らず鳥栖敗戦 要のベテラン長期離脱…苦心の布陣も機能せず

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1第10節 鳥栖1-2G大阪(7日・駅前不動産スタジアム)

 鳥栖のチーム内で新型コロナウイルスの集団感染が起きて延期となっていた試合が行われ、鳥栖がホームでG大阪に1-2で敗れた。9月27日のFC東京戦で負傷した守備を引っ張る高橋秀の不在も響いた。

 果敢な攻撃は実らなかった。鳥栖は相手の2倍近い12本のシュートを放ちながら好機を生かし切れず、試合終了間際にロペスが決めた1得点にとどまった。決定力を欠き、金明輝監督は「相手との質の差が出た」と肩を落とした。

 前半21分に自陣深くでクロスを許すとうまく反応した渡辺に先制点を奪われた。同34分にもカウンターから渡辺に追加点を与えた。長崎・国見高出身のストライカーの個人技を止めきれず、節目となる通算100ゴール目を献上。0-3で敗れた直近の広島戦に続き、複数失点を喫した。

 試合前に守備を引っ張っていたベテラン高橋秀の長期離脱が発表された。守備陣のメンバー構成が難しい中、後方からボールをつなぐ意図もあり、この試合では本職はボランチの松岡がセンターバックを務めたものの、うまく機能したとはいえない結果となった。

 巻き返しを図るはずのホーム3連戦の初戦だった。チームのコロナ禍の影響で、予定されていた8月から延期された仕切り直しの一戦はもどかしい展開での黒星。2連敗となり、中盤で試合をつくった原川は「自分たちがやりたいことができないときにどう我慢するかが大事」と渋い表情で振り返った。短期間で再整備に全力を注ぐしかない。 (松田達也)

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