西武山川が「どすこい!」解禁 起死回生の同点3ランは宿敵から今季9発目

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆西武4-4ソフトバンク(8日、メットライフドーム)

 勝ちきることはできなかった。9回は1死満塁、延長10回も無死一、二塁とサヨナラのビッグチャンスはつくったが、あと1本が出ず、首位ソフトバンクとの3連戦3連勝を逃した。ただ3点のビハインドを追いついた。辻監督は「負けなかった。勝てなかった。両方だけど、よく粘ってくれた」と選手をたたえた。

 7回2死一、三塁。山川が起死回生の同点24号3ランを放った。1ストライクから、石川の高めのカーブを左翼席中段へ。「いい場面で回ってきたので、もちろん打ててうれしい。直球に合わせていたけど、カーブにうまく反応できた」。6試合ぶりの一発。不振のために自粛していた「どすこい!」パフォーマンスも解禁した。

 「最近ずっと打てていなくて、悔しい思いをしてきた。これからもこうやって食らいついていくしかない」。打率2割1分6厘と低迷。3年連続本塁打王を狙う主砲がスタメンを外れることも珍しくない。それでも一振りで試合を動かす力がある。今季ソフトバンク戦の本塁打はカード別最多の9本目。指揮官も「本当に見事。四つの併殺打で流れが悪かったけど、今日の試合で一番大きかった」とうなずいた。

 チームは8月13日に最多の借金8を抱えた後、2までは5度減らした。しかし、過去4回は次の試合に負け「借金1」の壁にはじき返された。引き分けで“壁”への挑戦は持ち越し。山川は「個人的にもチームとしてもいい感じで状態は上がってきている」と力を込めた。一気に壁を突き破り、上だけを目指す。 (小畑大悟)

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