ドラフト待つ山下舜平大の後輩が12奪三振「来年の甲子園を決めることが恩返し」

西日本スポーツ 前田 泰子

 ◆高校野球秋季福岡大会準決勝 福岡大大濠8-2北筑(16日、久留米市野球場)

 福岡大大濠が2019年春以来24度目の九州大会出場を決めた。左腕エース毛利海大(2年)が7回を4安打2失点に抑え12奪三振と力投。決勝で九州国際大付と対戦する。来春の選抜大会の出場校選考の重要な資料となる秋季九州大会は長崎市の県営野球場などで31日に開幕する。

 福岡大大濠が勢いに乗る県立高に底力を見せつけた。初回、北筑に1点を先制されたものの、その裏に5点を挙げて逆転。8-2の快勝で昨春以来の九州大会出場を決めた。「すぐに逆転できたのがよかった。毛利も低めに投げて仕事をしてくれた」と八木啓伸監督は投打に合格点を与えた。

 エース毛利は「スイッチが入っていなかった」と苦手な立ち上がりで1点を失ったが、そこから気持ちを入れ直した。7回で交代するまで毎回の12奪三振。直球は自己最速の140キロをマーク。ツーシームで効果的に空振りを取った。準々決勝の自由ケ丘戦で左脇腹に打球を受けた影響で1点を失った7回を最後に降板したが「変化球がいいところで決まった。点を取られても取り返してくれると思っていたので楽に投げられた」と堂々の投球を披露した。

 今月のドラフト会議で上位指名が確実視されている山下舜平大(3年)からエースナンバーを受け継いだ。山下とは1年のときからともに汗を流し、トレーニング方法なども教えてもらった。「山下さんはすごく考えて練習している。一緒に練習させてもらって球速が中学時代から5~6キロ上がった」という。

 秋の九州大会はエース三浦を擁して優勝した2016年以来4年ぶり。「4強入りして来年の甲子園を決めることが山下さんへ恩返しになると思う」。その左腕で先輩が果たせなかった甲子園の夢をかなえる。 (前田泰子)

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