満塁で殊勲のダイヤモンド一周打 九共大が雪辱し優勝決定戦へ

西日本スポーツ 前田 泰子

 ◆福岡六大学野球秋季リーグ第5週第2日 九共大6-4九産大(18日・福工大野球場)

 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)第5週第2日は18日、福岡市の福工大野球場で3試合を行い、7勝2敗の九共大が6-4で8勝1敗の首位九産大に逆転勝ち、2018年秋以来の優勝に逆王手をかけた。8勝2敗で並んだ両校は24日午前10時から同野球場で行われる優勝決定戦に臨む。日経大は福工大、福教大は九工大を9-2の8回コールドで破った。福工大が6勝4敗で3位、日経大が5勝5敗で4位、福教大が3勝7敗で5位、九工大が10敗で6位となった。

■石川が粘投12K意地の逆転勝ち

 簡単にはライバルに負けたくない。九共大ナインの意地が爆発した。2点を追う3回、1死満塁で3番平良竜哉(4年・前原)が犠飛で1点を返して勢いをつける。同点となって、なお2死満塁で6番大上海璃(2年・自由ケ丘)が中前打。中堅手の後逸を見て、ノンストップで三塁を回って一気に生還した。「ホームまで行けると思った。ちょっときつかったけど」。大上に迷いはなかった。

 17日の1回戦で九産大に敗れてからグラウンドに戻りミーティングを行った。「気持ちを切り替えて全力でいこう」と主将の平良が全員に呼び掛けた。気落ちする選手はいない。「みんなやってやろうという気持ちだった」と平良は語った。

 投げては石川槙貴(3年・鹿児島城西)が7与四死球、5暴投と荒れながらも12奪三振という力投で8回まで踏ん張った。逆転Vが懸かる優勝決定戦は6日後。「1週間あくのは、うちにとってはありがたいこと。投手を見直して先発を決めたい」と上原忠監督はライバルとの大一番へもう一度戦力を整える意気込みだ。2年ぶりの頂点へ、九共大の勢いが加速していく。 (前田泰子)

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