枝尾まくり差し鮮やか ボート王国九州山口!

西日本スポーツ

 静かなピットに大きな拍手がこだました。枝尾賢が9Rを制し、勝利者インタビューのマイクの前に立つと、後輩の西山貴浩がすぐ横で手を叩きながらヤンヤの祝福。西山は「面白いことを言って」と無理な注文も飛ばし、枝尾は「変な汗をかきましたよ」。そう苦笑いしながらも、表情は充実感に満ちていた。

 何せ勝ちっぷりが見事だった。5コースからまくり差して突き抜けるという鮮やかなレース。「ペラ調整をやり直して回り足は良くなっていて、いいターンができた。実績のないエンジンだということを思えば十分な動き」。不満なく4日目の戦いに臨める。

 枝尾は今節2勝目で得点率は6・40の14位。7月のオーシャンカップは、6位で予選を突破してSG初優出までこぎ着けた。再現のためにも、4日目もまた好成績を目指す。

 福岡支部勢はその他、西山、篠崎仁志がボーダー上。下位にとどまる仲谷颯仁、瓜生正義も逆転のチャンスを残す。佐賀勢は9位タイの峰竜太、11位タイの深川真二が準優内枠の可能性まで残す。

 残念だったのが地元長崎トリオ。予選最終日を待たずにほぼ終戦というまさかの結末。一番のまさかは、エース原田幸哉のインからの5着敗退。「1年間の思いがこれで終わってしまったのかと思うと、ふがいないし、情けない。関係者の皆さんに申し訳ない」と静かに言葉を絞り出し、残り3日間の奮闘を誓った。

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