日本歴代3位の実力者が復調V 東京五輪へ女子100mハードルが熱い

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 陸上の木南道孝記念は24日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、女子100メートル障害は2013、17年世界選手権代表の紫村仁美(東邦銀行)=佐賀県鳥栖市出身=が13秒29で制した。

 同100メートルは渡辺輝(福岡大)が11秒88で優勝。男子走り高跳びで日本選手権を制した真野友博(九電工)は2位だった。パラ陸上の女子走り幅跳びT64は中西麻耶(阪急交通社)=大分県由布市出身=が勝った。

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 1・4メートルの向かい風を切り裂き、紫村がぐんぐん加速した。スタートは日本選手権覇者の青木益未(七十七銀行)に先行されたものの、4台目付近で捉え、突き放した。13秒29で駆け抜け、「1位を取れて向かい風1・4メートルでこのタイム。かみ合っていない部分がかみ合い始めて、自信になるかな」とうなずいた。

 世界選手権を2度経験し、日本歴代3位タイの自己ベスト13秒02を持つ実力者。「今の走りでは12秒台は出ない」と、昨年11月から米国ロサンゼルスで走力強化に重点を置いた練習を積んだ。

 コロナ禍が悪化した3月末の帰国後は競技場を使えなかった影響もあり、上がったスピードに対してハードルを跳ぶタイミングが合わない時期が続いたが、今季最終戦で復調の兆しを見せた。

 女子100メートル障害は寺田明日香(パソナグループ)が昨年、日本人初の12秒台を出し、今年は青木も追い風参考ながら12秒台を経験するなど活気づいている。紫村も「お互いに高め合いながら、緊張感をもってレースができる」と刺激を受けている。この流れに置いていかれるわけにはいかない。 (伊藤瀬里加)

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