深谷知博がSG初V トップS逃げ切り ダービー 【大村】

西日本スポーツ 橋口 文子

 大村ボートのSG「第67回ボートレースダービー」は25日、最終12Rで優勝戦が争われ、SG初優出で1号艇を手にした深谷知博(32)=静岡=が逃げ切り勝ち。SG初制覇を果たした。優勝賞金3900万円(副賞金500万円を含む)を加算し、賞金ランクは5位にアップ。年末のグランプリ2ndが視野に入ってきた。2着は毒島誠、3着は佐藤翼が入着。6日間の売上額は172億円余りと目標額(180億円)には届かなかったが、昼間開催だった昨年の児島の売上額106億円余りをはるかに上回り、大盛況の中で幕を閉じた。

ヒーロー

 堂々のVロードを駆け抜けた。予選トップ通過の深谷は、準優、優勝戦ともに1号艇のプレッシャーを全く感じさせない走りで、優勝の2文字をたぐり寄せた。コンマ06のトップSから一気に先マイ。「ホッとしました。1Mはサイドがしっかり掛かったし、大丈夫だと思った」と満足の表情で振り返った。

 今節は流れも来ていた。初日は前付け艇を受け入れてカドから1着、3日目はF艇が2艇出て恵まれての白星。自力だけではない、レースのツキも存分に自分のものにしていた。「流れはすごく大きい。流れが押してくれている感じ」。そうした追い風が吹くなか、このSG戴冠は必然のものだったのかもしれない。

 2008年11月、浜名湖でのデビュー戦は、初出走で水神祭。G1制覇も14年の浜名湖で初優出、初Vだった。そして今回のSGも初優出、初V。「ダービーは勝率がないと出られないSGだし、うれしい」。初めてのプレッシャーに負けることのない心の強さは、深谷の持ち味の一つとも言える。

 この優勝で、賞金は9000万円近くになり、獲得賞金ランクは5位まで浮上。年末のグランプリはトライアル2ndから出場できる可能性も高まった。「これで年末のグランプリが見えてきた。初めて出場できそうだけど、これで満足せず、気を引き締めていきたい。これからも応援していただいている方のために、一歩一歩頑張っていきます」。絶好のチャンスを生かし切った深谷が、このままチャレンジカップ、そして年末のグランプリまで一気に突っ走る。 (橋口文子)

 ◆深谷知博(ふかや・ともひろ)1988年4月1日生まれ。静岡県掛川市出身。2008年11月、浜名湖デビューの103期。11年11月の芦屋で初優勝、G1は14年11月の浜名湖周年で初制覇。今年の浜名湖周年も制してG12Vとした。妻は現役選手の鎌倉涼。164センチ、52キロ。

【優勝戦VTR】

 S展示同様の枠なり3対3。深谷がコンマ06のトップSを決めて1Mを先取り一気に決着をつける。握って攻める金子に毒島が抵抗。開いたスペースに上平、2番差しで枝尾が続くが、BS4番手から伸びてきた毒島が切り返し気味に2M先マイで2着死守。3艇による3着争いは上平、枝尾に競り勝った佐藤が入った。

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