高校卒業までに… 福岡大大濠高の超大器がドラフト直前に誓った置き土産とは

西日本スポーツ 前田 泰子

 プロ野球のドラフト会議が26日、午後5時から東京都内で行われる。福岡ソフトバンク、巨人は近大の大型内野手、佐藤輝明(21)の1位指名を明言。既に指名を公表しているオリックスなどを含めて競合必至だ。一方、上位指名が確実視される福岡大大濠高の153キロ右腕、山下舜平大(18)は25日、福岡市の同校グラウンドで後輩たちと練習。準硬式からのプロ入りを目指す福岡大の154キロ右腕、大曲錬(22)も同市内の同大学内のグラウンドで練習し、それぞれ「運命の日」を前にした心境を語った。

 小さい頃からの夢がかなう日が近づいてきた。「だんだん緊張してきました。本当に自分がプロになるのかな、と思って」と福岡大大濠高の山下はドラフト前日の心境を話す。

 晴天の福岡大大濠のグラウンドで、九州大会出場を控える後輩と一緒に練習した。今夏で野球部を引退した後もほとんど毎日グラウンドに足を運び練習に励む。夏の大会が終わった後、コーチと約束した目標が「高校卒業までに155キロを出す」。現在の最速153キロから球速を伸ばすためにトレーニングを続けている。「目標を決めれば練習に対する意識も変わってくる」と休日も休まず練習に取り組み、155キロを置き土産にプロの世界へ飛び立つつもりだ。

 プロでの目標は大谷翔平(エンゼルス)がマークした日本のプロ野球最速の165キロを出すこと。「160キロを目標にしていても、160キロは超えられない。目標は高くした方がいいと思う」と憧れの大谷に並ぶ数字を目標に据えた。高校ではカーブしか投げなかった変化球も、プロに備えスプリットやフォークを練習し始めた。

 「どの球団に指名されても頑張っていくだけ。今まで自宅だったので寮生活も楽しみです」と話す18歳。ドラフト前夜は「中学時代の友達と神社にお参りに行きます」。最高のドラフトを神様にお願いして運命の日を迎える。 (前田泰子)

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