9戦勝ちなしのJ2北九州「シャープさが乏しく」

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J2第29節 北九州0-1松本(25日、ミクニワールドスタジアム北九州)

 勝利の女神から見放されているのか。1点を追う後半ロスタイムに北九州が得たCKのラストチャンス。相手DFにはね返されたこぼれ球を加藤が拾い、シュートコースを探す間に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。2試合連続無得点で9戦勝ちなし。小林伸二監督は「勝つ厳しさを学んでいる」と顔をしかめた。

 持ち味だったはずのパスサッカーが松本のプレスに阻まれた。前半は逆光でボールが見えづらかった影響もあるが、ここ9試合で6度目の無得点。一時はリーグ最多得点を誇っていた攻撃の不振ぶりは深刻だ。

 高橋大は7、8月の9連勝中を「全員のイメージが一つになり、そこにボールが出ていた」と振り返る。しかし勝利から遠ざかるうちに味方をフォローする動きが減り、ボールを持った選手が孤立して奪われる場面が増加。この日も前半44分の失点につながった。中2、3日での試合が続いた5連戦のラストで小林監督は「動きのシャープさが乏しくなっている」と心身の疲労を憂慮する。

 10月は2分け4敗で終了。11月も8試合を控える過密日程だけに、次戦までの中6日は貴重な修正期間になる。小林監督は26日の練習試合で控え組の状態を確認する考えで「調子の良い選手を使うことも必要」とスタメンのてこ入れを示唆した。2位徳島との勝ち点差は9。昇格争いに踏みとどまるためにも、この1週間が正念場になる。 (末継智章)

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