ソフトバンクゆえのチーム事情も乗り越えた大竹/秋山幸二

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク7-2西武(25日、ペイペイドーム)

 先発が試合をつくり、打線は先制して1点を返されても突き放す。連敗しなかった上に、12連勝中と同じ勝ち方ができたのは大きかった。何より、連勝中にいなかった大竹が勝てた。2カ月ぶりに戻ってきていきなり流れに乗るのは簡単ではない。大したものだ。

 打者にまともなスイングをさせなかった。気持ちよく振らせた当たりはなかったのではないか。8月に2試合投げて結果も出したのにチーム事情で外れた。お立ち台で「誰よりも練習してきた自信がある」と言っていたが、それを発揮できたことが良かった。

 この大竹をどう使っていくかが注目だ。クライマックスシリーズ(CS)の相手は西武かもしれない。大竹にベンチに入るチャンスがあるかどうかは分からないが、ロングリリーフで使う可能性もある。西武も大竹が出てくるかもしれないと考え始めるだろう。

 前日の24日に乱れたモイネロを心理面も考えて連投で使うかとも思ったが、あえて投げさせなかった。6回は杉山、嘉弥真と小刻みにつないだ。このあたりはCSをにらんだ部分もあるのではないか。こうした起用を可能にしたのも大竹の好投があったから。見事な勝利だった。 (西日本スポーツ評論家)

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