ポスト柳田!鷹2位のY校・笹川は「日本人でなかなか見ないスペック」

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ◆プロ野球ドラフト会議(26日)

 身長193センチと文字通りの“大器”だ。高校通算40発の長打力と50メートル走6秒2の俊足を併せ持つソフトバンク2位の横浜商高・笹川は体だけではないビッグな目標を掲げた。「トリプルスリーを達成したい。柳田選手や王会長のようなホームラン打者になりたい」

 楽しみと不安は半々だった。「指名されるかも、されないかも…」。そんな思いで見守ったドラフト会議中継。ソフトバンク2位指名で自らの名前が呼ばれると、チームメートとともに「うわ~っ!」と大騒ぎした。「想像より(指名が)早かった。全く予想していなかった。実感がありません」と夢見心地に浸った。

 横浜市出身で地元の名門、横浜商高に進学。入学時から188センチの高身長だったが、体重は68キロほどしかなかった。食事と筋力トレーニングで地道に体をつくり、現在は84キロ。身長もさらに約5センチ伸び、同校野球部顧問の李剛さんが「日本人ではなかなか見ないスペック」と絶賛する器に実力が備わった。

 甲子園出場こそないものの、担当の荒金スカウトは「強烈なフルスイングと飛距離を持ち合わせた未来のクリーンアップ候補」とほれ込む。高校では背番号1で投手兼任。最速140キロを誇る強肩も武器だ。

 ソフトバンクのパンフレットで筑後のファーム施設を調べるなど、すでに情報はチェック済み。「パ・リーグで優勝争いをする強いチーム。育成にも力を入れているし、施設も素晴らしい」。目標とする柳田の動画もネットで検索して繰り返し見ている。「打ち損じてもホームランにするのがすごい。自分も飛距離を伸ばしたい」と気持ちは高まるばかりだ。

 決意を記すよう求められた色紙には「ソフトバンクホークス」と記し、心はすでに若鷹軍団の一員。188センチの柳田より大きい“ギータ2世”は「3年以内に1軍入りしたい」と着実なステップアップを誓った。 (伊藤瀬里加)

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