内川涙こらえファンに別れ、退団の胸中明かす 拍手と「帰ってこいよ」の声

西日本スポーツ

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク5-1阪神(1日、タマスタ筑後)

 今季限りの退団が決定的なソフトバンクの内川聖一内野手(38)がウエスタン・リーグ最終戦に「3番・一塁」でスタメン出場。2打数無安打1四球で、3打席限りで交代した。

 2年連続ウエスタン・リーグ優勝を決めているチームは有終の白星。内川は試合後、スタンドの前に立ち、チームを代表して謝辞を述べるとともに今季限りでの退団を表明した。スタンドから「ありがとう」「必ず帰ってこいよ」の声も飛ぶ中、内川は涙をこらえながら言葉を続ける場面もあった。内川のあいさつは以下の通り。

    ◇   ◇   ◇

 1年間、福岡ソフトバンクホークスにご声援いただきありがとうございます。新型コロナウイルスの影響で開幕が送れたり、無観客でシーズンが始まったり、普段とは違うシーズンになりましたが、こうやってファンの皆さんが(観客席に)入ってくれることが、どれだけ選手の力になるのかということを感じさせていただいたシーズンでした。

 皆さんのご声援のおかげで1軍はリーグ優勝を果たし、2軍はウエスタン・リーグで優勝することができました。これから1軍はクライマックスを突破して日本一を目指しますし、2軍はファーム日本選手権優勝を目指して頑張っていきたいと思いますので、今後とも熱い声援をよろしくお願いします。

 個人的なことになりますが、僕が福岡ソフトバンクホークスのユニホームを着るのは今日で最後になります。

 FA宣言をした時に、王会長の方から「そのままの君で来てくれたらいい」と言っていただきまして、このユニホームを着させていただきました。僕の希望としては地元九州の球団で最後を迎えたいという思いでやってきてたんですが、残念ながらそれも叶わない状況になってしまいました。

 まだまだやれるとか、まだまだ勝負したいという思いよりも、今年1打席も1軍でチャンスをもらえなかったということが、自分の中では野球をやめるという決心がつかなかったっていうのが正直なところです。

 今日ノーヒットで終わり、周りの方からは「もう1打席いけよ」って言っていただいたんですけど、ヒットを打つ喜び、ファンの皆さんに喜んでもらえる喜びというものを、まだこれは続きがあるんだと自分で受け止めて…また来年、皆さまの前で、ユニホームは変わってしまうことになると思いますが、皆さまの前で、野球ができるようになればいいなと思ってます。

 個人的には本当に、10年間、福岡ソフトバンクホークスにお世話になりました。本当にありがとうございました。チームとしてはまだまだ戦いが続きますので、ぜひ皆さんの声援で福岡ソフトバンクホークスを盛り上げていただけるとうれしいなと思います。本当に1年間ありがとうございました。

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