トンネル抜けた北九州 白星もたらした主砲、一発の裏に巧妙駆け引き

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J2第30節 金沢1-4北九州(1日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 思いを込めてゴールネットにボールを突き刺した。北九州が2点リードの後半2分。北九州のディサロが福森の左クロスに頭で合わせた。チームを10戦ぶりの白星に導く働きに「自分のゴールが勝利につながることが何より。勝ててホッとした」と声をはずませた。

 このゴールの裏に巧みな駆け引きがあった。ディサロは「相手がニアサイドを警戒していたので、ハーフタイムに(福森に)『ファーサイドにもらっていいですか』と伝えた。あの場面も相手がニアを消しにきたので、ファーに逃げたらいいボールが来た」。冷静な分析と決定力がチーム最多得点の要因だ。

 先制した後の前半42分には、自らのドリブル突破から得たPKを冷静に決め、チームの2点目を奪った。「プロに入って初めてのPK。ホッとした」。今季のマルチ得点は8月19日の大宮戦以来2度目。開幕前に掲げた目標の15ゴールまで残り1となり「まずはその数字を達成したい」と言い切った。

 後半25分には10月末に磐田から期限付き移籍で新加入した針谷も北九州での初出場を果たし、終盤戦への準備を整えた。高橋大は「まだ巻き返せるし、自分たちにその力はあると思っている」と自信を示す。持ち味の攻撃力で真夏の快進撃を再現できれば、J1昇格へのチャンスはまだまだ残っている。 (松田達也)

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