終盤の大逆転で明豊センバツへ大前進 0-4の8回、監督が伝えたこと

西日本スポーツ 野口 智弘

 ◆高校野球秋季九州大会準々決勝 明豊6-4神村学園(3日、長崎・諫早)

 7回が終了した時点で0-4と劣勢だった明豊が、終盤の驚異の粘りで逆転勝ちだ。「先輩たちはこういう試合をひっくり返して甲子園に出場してきたんだ。最後まで諦めるな」。8回の攻撃前に、川崎絢平監督は選手にげきを飛ばした。

 2死走者なしから2番幸修也(2年)が四球で出塁すると、3番黒木日向(同)が右中間に2ラン。さらに満塁と攻めて、7番筒井翔太(同)の押し出しの四球で1点差に迫った。9回にも黒木の同点打などで3点を奪い、逆転に成功した。

 九州国際大付(福岡)との初戦も8回に追いつき、9回の一挙3点で勝負を決めた。公式戦初本塁打だった黒木は「真っすぐだけ狙って打ちました。同点打はスライダーを狙いました」。ことごとく狙いが的中し、してやったりの表情だ。

 昨秋は九州王者になり今春の選抜大会出場校に選ばれたが、選抜大会がコロナ禍で中止。「試合を重ねるごとに、牙をむいて相手をつぶしていこうというチームになってきた」。来春の選抜切符へ大きく前進した川崎監督の手応えも十分だ。(野口智弘)

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