福岡大大濠4年ぶり選抜へ前進 四死球・失策連発でも完封できた理由

西日本スポーツ

 ◆高校野球秋季九州大会準々決勝 福岡大大濠3-0具志川商(3日、長崎県営野球場)

 福岡大大濠のエース毛利海大(2年)が、2016年秋以来の4強にチームを導いた。初出場の具志川商を5安打に抑えて公式戦初完封。「疲れもあった中で粘り強く投げてくれた」。八木啓伸監督は信頼を寄せる左腕の力投をたたえた。

 1日の大分商との初戦は154球を投げて14奪三振で完投。2日の雨天順延は「天の恵みだった」と振り返ったが、中1日での投球は「高めに浮いた」と制球に苦しんだ。9奪三振ながら6四死球を与え、5、6回以外は走者を背負った。

 味方の守備も3失策と乱れた。それでも粘り強く低めを狙って要所を締めた。12残塁の相手にホームを踏ませず、164球で最後まで投げ切った。「エラーをカバーできて良かった」。毛利はエースとして、1年生が多いチームを支えた。

 コロナ禍で春先の練習量が不足した分、新チームでは守備を徹底的に強化。走者や点差を想定した反復練習で体にたたきこんだ。「失策は仕方ない。そのときにどうするかを練習した」と八木監督。3失策でもエースを中心に崩れなかった。

 打っては初回に川上陸斗(同)、2回に永井大斗(同)の適時打などで援護。「優勝を決めて福岡に帰りたい」。前回4強入りした16年秋はエース三浦銀二(法大)を擁して優勝。毛利は憧れの先輩に並ぶ頂点をしっかりと見据えた。

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