甲子園の常連にサヨナラ勝ちで初決勝!島から快進撃、ミラクル大崎が止まらない

西日本スポーツ 前田 泰子

 ◆高校野球秋季九州大会 準決勝 大崎3x-2明豊(5日、長崎県営野球場)

 地元長崎で大崎の快進撃が止まらない。初の4強入りで来春の選抜へ大きく前進すると、準決勝は昨秋覇者に劇的なサヨナラ勝ち。清水央彦監督は「びっくりしています。『よく勝ったな』というのが正直な気持ち」と底力に目を見張った。

 チーム一の元気者が初の決勝進出の立役者となった。1点を勝ち越された延長10回に2番乙内翔が2死一、二塁から中前に同点打。ツイてる男にはおいしい場面が回ってくる。延長12回2死二塁では右翼線二塁打でサヨナラ劇の主役になった。

 「(相手投手の)変化球が切れていたので真っすぐに絞っていた。甲子園の常連校に勝てたのはチームとしても大きいと思う」。強豪の明豊に一度は勝ち越されながらの粘り勝ち。4安打2打点の活躍を見せた2番打者の存在感が際立った。

 清水監督は「こういう場面では、やんちゃな子が力を出してくれる」と精神面の強さを認める。「練習中によく監督に怒られます。練習の態度とか…」と認める乙内翔だが、清水監督の指導で苦手なバントなどの技術も上がったという。

 174球で完投したエース坂本安司(2年)は、11安打を許しながら2失点に抑えた。「終盤は疲れて球がいかなくなったので、テンポだけ意識した。明豊に勝てて自信になった」。準決勝までの全3試合を完投し、計405球を投げた。

 6日の決勝は福岡大大濠と対戦。「1週間で500球以内」という球数制限があり、4戦連続完投は難しいが、坂本は「最少失点に抑えたい」と意気込む。長崎市内から車で1時間半かかる大島から吹く「大崎旋風」は止まりそうにない。 (前田泰子)

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