V・ファーレン長崎、2位を追走 J1昇格へ激しい争い

西日本新聞 坪井 映里香

 サッカーJ2、V・ファーレン長崎は今季の終盤に3位につけ、激しいJ1昇格争いを演じている。11日のファジアーノ岡山戦も5-0で大勝。勝ち点63とし、昇格圏内の首位徳島との勝ち点差は5、2位福岡とは2のまま追走する。期限付きで移籍した外国人選手らの活躍が光り、昇格争いは最終盤にもつれそうだ。

 ホームのトランスコスモススタジアム長崎(諫早市)であった岡山戦では、MF気田亮真選手が前半16分、同39分と立て続けにゴール。その勢いのまま、後半もFW富樫敬真選手と途中出場の同エジガルジュニオ選手らが加点。守備でも岡山のシュートを3本に抑え、無失点で勝ちきった。

 残り9試合で、V長崎は18勝6敗9分の3位。今季はプレーオフがなく、上位2チームのみがJ1に自動昇格できる中、9月は3敗5分と勝利がなく苦しんだものの、その後は徐々に調子を取り戻し、11日の岡山戦で連勝を4に伸ばした。

 チームを勢いづけるのは、10月末にJ1横浜F・マリノスから来年1月1日までの期限付きで移籍加入したブラジル人のエジガルジュニオ選手だ。前節、群馬戦では2ゴールで逆転勝ちを演出し、岡山戦でも出場のわずか3分後に得点。試合後、同じFWの富樫選手は「学ぶものが多い選手。盗めるものは盗み、残り試合でチームに還元したい」とたたえた。

 昨季、J1に昇格した柏レイソルと横浜FCの最終勝ち点はそれぞれ84と79。今季の開幕前、V長崎もチームが昇格に必要な勝ち点の目標として「80以上」を掲げており、残り試合で6勝すれば達成する。今季11勝2敗2分と勝率が高いホーム戦を6試合残し、この調子を維持すれば勝ち点80、そしてJ1も十分視野に入る。

 岡山戦でサポーターたちは「昇格への意地を見せてくれ」との横断幕を掲げて声援を送った。15日の次節もホームでFC琉球を迎え撃つ。岡山戦の終了後、手倉森誠監督はオンラインでの記者会見で「琉球戦、たくさんのサポーターが一緒に戦ってくれることを願っている」と語った。

 (坪井映里香)

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