琴奨菊の引退と年寄「秀ノ山」襲名を正式発表
日本相撲協会は15日、元大関琴奨菊(36)=福岡県柳川市出身、佐渡ケ嶽部屋=の現役引退と年寄「秀ノ山」の襲名を発表した。
同日午後1時半からオンラインによる会見に臨み、親方として新たなスタートを切る。2016年の初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした琴奨菊は十両に転落した11月場所で再起を目指したが、左ふくらはぎ負傷の影響などで苦しい土俵が続いた。6日目の取組を最後に、02年初場所の初土俵以来、19年間の現役生活に終止符を打つ意向を示していた。