ソフトバンク柳田「全てが素晴らしい」ベタ褒めした巨人菅野の攻略法は

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(32)が18日、日本シリーズ第1戦の先発が予想される巨人のエース菅野智之投手(31)を攻略するためのキーワードに「集中」を挙げた。この日は6、7月度に続き、10、11月度の月間MVPを受賞。ペイペイドームでのシート打撃でも中前へ強烈な打球を放つなど集中力と好調をキープしたまま、パ・リーグ初の4年連続日本一が懸かる頂上決戦に臨む。

 主砲のバットは好調モードを継続中だ。全体練習でのシート打撃。走者を二塁に置いた想定で、武田の変化球を中前に運んだ。横っ跳びで食らいついた遊撃川瀬がグラブをはじかれた痛烈な打球は、柳田らしさ全開。その笑顔からは状態の良さがうかがえた。

 ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)でも驚弾を放った柳田は、第1戦の先発が予想される剛腕との対戦を心待ちにする。「球威、コントロール全てが素晴らしい」と賛辞を贈る相手は、最多勝と勝率第1位の投手2冠に輝いた巨人の絶対的エース菅野だ。

 昨年の日本シリーズでは第4戦で3打数無安打に封じられた。雪辱を期す今回は「好球必打」の基本を徹底する。「そんなにチャンスはないと思う。1球あるかないかの失投を捉えられるように集中したい」と、会心の“一太刀”でセ界最強右腕を沈めるつもりだ。

 21日の日本シリーズ開幕を前に吉報も届いた。チームが優勝へ突き進んだ10、11月度の月間MVPを受賞。月間MVPは通算7度目で、今季は6、7月度に続く受賞。同一シーズンに2度の月間MVPは、2015年(8月度と9月度)以来2度目となった。

 10、11月度の対象期間は32試合でリーグトップの41安打、同タイの22打点。打率3割6分、5本塁打をマークした。「数字は何も考えていなかった。優勝したいという気持ちで毎日プレーしたことが数字を残せた理由だと思う」と謙遜するが、数字は圧倒的だ。

 「今年は4度しか(月間MVPの)チャンスがなかった中で、2度も受賞できたことは自信になる。いいシーズンになった」。レギュラーシーズンも打率3割4分2厘、29本塁打、86打点。146安打は最多安打。けがで長期離脱した昨季の悔しさも晴らした。

 パ・リーグでは初となる4年連続日本一まであと4勝だ。「泣いても笑っても残り少し。悔いのないよう今年を締めくくりたい」。ファンとともに最高の歓喜へ浸るため、パ・リーグの好投手たちを震え上がらせたフルスイングで難敵を打ち砕く。 (山田孝人)

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