ソフトバンクどうする先発5人目 東浜はシリーズ欠場へ、工藤監督「正直痛い」

西日本スポーツ

 21日開幕の日本シリーズで、4年連続日本一を目指す福岡ソフトバンクの先発ローテーションが見えてきた。京セラドーム大阪で行われる第1、2戦は投手3冠の千賀滉大投手(27)、最多勝&勝率第1位の石川柊太投手(28)の順で臨み、本拠ペイペイドームに戻っての第3戦は米大リーグ通算54勝のマット・ムーア投手(31)が初のシリーズのマウンドに立つ。第4戦は和田毅投手(39)が濃厚で、18日に同ドームで行われたシート打撃では両左腕が好投した。実績十分の布陣で、一気に頂点へ駆け上がった昨季の再現を狙う。

 日本シリーズ前最後の本拠地マウンド。シート打撃で米大リーグ通算54勝のムーアが頼もしい投球を見せた。柳田、グラシアルデスパイネとチーム屈指の強打者を3者連続三振に仕留めるなど、最速147キロの直球とカットボール、チェンジアップを駆使。打者8人に対し安打を許さず、5奪三振、1四球と抜群の投球を見せた。

 今季は左脚の故障で一時離脱したが、13試合に登板し6勝3敗、防御率2・65。特にペイペイドームでは9試合で5勝1敗と大きく勝ち越しており、本拠地に戻る第3戦での先発を託されることになった。

 昨年日本一を決めた巨人との日本シリーズで第4戦に先発した和田も、シート打撃に登板。長谷川に本塁打を打たれたものの、打者9人に対し被安打2、1四球と上々の投球を見せた。日米通算143勝を誇る39歳について工藤監督も「和田君の(ボール)は打者の手元で強くなっているので、状態はいいんじゃないかと思う」と信頼を口にした。本拠で10試合に登板し5勝0敗の左腕は、第4戦での先発が濃厚となった。

 第1戦は投手3冠の千賀、第2戦は最多勝&勝率第1位の石川を投入。昨季のようなスイープも狙える布陣ながら、首脳陣が頭を悩ませるのが第5戦だ。東浜の右肩コンディション不良により、ローテーションの再考を余儀なくされた。ノースローが続く開幕投手について「正直痛い」と指揮官。「でも来年、再来年と彼の現役(選手生活)は続くので、ここで無理してというより、良くさせてやった方がいいと思う」と、出場資格者名簿から外すことを示唆した。

 代役候補の一人がバンデンハークだが、この日のシート打撃では不安を抱かせた。セットポジションからの投球で中村晃に本塁打を浴びるなど、打者6人に対し4安打を許した。バンデンハークが1軍に合流した17日に工藤監督は「先発で行くのか、中で行くのかはこれから」とリリーフ起用の可能性も示している。その場合は同日にみやざきフェニックス・リーグのロッテ戦で4回途中を被安打1、無失点に抑えた笠谷も候補に浮上する。

 不測の事態に直面しても対応できる選手層の厚みがホークスの強みでもある。パ・リーグ史上初の4年連続の頂点へ、戦い方のシナリオを練り上げる。

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