歌唱力No.1決定戦、モチベーションはパエリア HKT月イチ報告(上)

西日本新聞 古川 泰裕

 新常設劇場「西日本シティ銀行 HKT48劇場」(福岡市中央区地行浜)が11月2日にグランドオープンし、新たなホームでの日々を刻み始めたHKT48。東京でもコント劇やライブを開催、観客を入れてのパフォーマンスが本格化した。新劇場では、6、7人編成のチームをくじ引きで決めた「博多なないろ」公演がスタート。「会いに行けるアイドル」という本来の姿を取り戻し始めた秋の活動を、2期生の秋吉優花(20)、4期生の小田彩加(21)と豊永阿紀(21)、5期生の上島楓(19)と振り返った。 (古川泰裕)※取材は11月11日

 -10月から11月初旬の活動を振り返ろう。

 豊永「(AKB48グループ)歌唱力No.1決定戦の予選じゃない? まずは」

 小田「お疲れさまでございました」

 豊永「10月6日だったよ。予選の収録が」

 -結果が放送されたのが…

 秋吉「10月22日だ」

 -秋吉さんが予選の全体1位に。おめでとうございます。豊永さん、そして坂本愛玲菜さんが決勝大会へ。

 上島「おめでとうございます」

 秋吉「ありがとうございます」

 小田「1位って本当にすごい」

 秋吉「もう出し切った感あるんですけど(笑)」

 豊永「やめて(笑)」

 小田「あれ、テレビでみんな一緒に(結果を)知るんですよね」

 秋吉「(決勝大会は勝ち上がれば歌う機会が)2回あるんよね」

 豊永「今年もパエリア食べたいね…。昨年のファイナリストライブ(決勝大会の最終選考に残った8人で開催したライブ)の日にスペイン料理を食べに行って」

 秋吉「おいしかったよね」

 豊永「パエリアがめっちゃおいしかったから、それを食べるために、また2人ともファイナリストに残ろうねって」

 小田「モチベーションがそこなんだ(笑)」

 秋吉「そう。また食べたいねって」

 豊永「それをモチベーションにしてるから(スマホの)待ち受け画面にしている(笑)」

(パエリアの画像を見せる秋吉)

 小田「おいしそう! パエリアで想像する絵」

 上島「わ、おいしそう…」

 秋吉「ファイナリストに残ったら、(東京の)赤坂で食べようって」

 -残らないと食べられないの?

 豊永「食べられるか、食べられないかで言ったら、いつでも食べられるんですけど(笑)。でもやっぱり気持ちの面で」

ムシャムシャ

今まで培ったものが一回ぶっ壊れるみたいな感覚

 -自粛期間を経ての大会。

 豊永「自粛が明けてすぐだったから…。自粛している間は、もちろんカラオケとかにも行けないじゃないですか。不安で仕方がなかった。家でできることとかしていたけど…」

 -確認する場所がなかった。

 豊永「確かめる場所がないままでやった結果が、豊永はあれでした」

※予選2日目10位。全体では15位以下だったが審査員推薦枠で決勝大会へ出場決定

 秋吉「いやいや…」

 豊永「自分でふに落ちなかった。でも、今までできなかったことはできたっていう感覚はあって。たぶん、いろんなこと何でもそうだと思うけど、自分なりの正解に向かっている途中って、今まで培ったものが一回ぶっ壊れるみたいな感覚があって。だから、今まで持ってた物が全部なかった歌だったなって思いました。それが嫌だった。聞いててつまらん歌を歌っちゃったなって思った。順位に自分で納得したのが一番悔しかった。(15位以内に)入れなかったことより」

 小田「なんか大物アーティストの…」

 豊永「なんで⁉」

 小田「情熱大陸を見ているような…」

 豊永「恥ずかしい~」

 -予選で歌った曲は

 豊永「Hello,Again ~昔からある場所~(MY LITTLE LOVER)と」

 秋吉「やさしいキスをして(DREAMS COME TRUE)です。THE LIVE(歌に特化した配信限定ライブ)に出ていたから、全体的にスキルとかは底上げされたかなと思っていて。個人的にもボイストレーニングにも行って、前回から今回の予選までに成長できたかなっていうのと、予選の時点で、今までで一番いい歌を歌えたかなって思ったんですけど」

 豊永「めっちゃ良かった」

 秋吉「決勝大会はもっとレベルアップしないと、本当にやばいなって思ってます。もっと早いスピードで成長しないとって」

 豊永「胃が痛いよね…。カラオケに行きまくろう、一緒に」

 -決勝は12月1日。時間もそんなにない。

 秋吉「そうですね」

 豊永「時間がないんですよね…」

 秋吉「『やさしいキスをして』は決勝で歌いたかった。本当は。けど、最初から全力でいこうと思って、予選の課題曲から選んじゃいました」

 -決勝大会は勝ち上がれば2回歌う。予選で歌った曲は歌えない

 豊永「だめなんですよね…確か。予選で歌った曲とか、今までの出場した大会で歌った曲とかは」

 小田「ばれるんかな」

 豊永「…ばれるよね」

 -決勝大会の1曲目の選曲が難しくなってくる。

 豊永「毎年、十八番から消えていく」

 秋吉「よくできとるよね」

 豊永「だから私は今年、めっちゃ迷って『Hello,Again』にしたんですけど。けど、決勝になると選曲が自由なんで」

 秋吉「それもそれで迷うけどね」

 豊永「めっちゃ迷ったよね。『アイアライブ』初日(11月4日)の後で(秋吉と)マネジャーさんとカラオケに行って、何にするか曲を入れて…。あの後、よう行ったよね」

 小田「おだは(アイアライブの後)めっちゃ疲れた。歌を歌ったんですか、あの後」

 豊永「1時間半ね。2人でワンコーラス、サビまで歌って」

 小田「曲選びの時ってさ、何を重視するの? 何も分からん」

 豊永「何で選んだかな…」

 小田「好きな曲っていうよりは歌いやすさ?」

 秋吉「好きな曲と『歌唱力』向きな曲とか違うなって思ったりするんよ」

 小田「違うんですね」

 秋吉「でもやっぱり、歌詞が自分が気持ち込められる歌じゃないと、あんまり伝わらない曲になっちゃうと思うから、そこを一番重視した」

 豊永「あと、自分の声質に合っているかとか。オリジナルの人のイメージが強すぎるとマネになっちゃうから…みたいな。めっちゃ話したね」

 小田「すごいね。一人じゃ決められない」

 豊永「だからマネジャーさんと優花ちゃんと行った」

 -気持ちが乗せやすい曲というのはある。

 豊永「(秋吉とは)お互い、そこがかぶってない気がする」

 秋吉「確かに。それこそ『やさしいキスをして』はめっちゃ気持ち込めて歌えたかなって。なんかあったと思われるかもしれないけど(笑)」

 小田「すごい、大人な感じ(笑)」

 -具体的な経験に裏打ちされなくても、普遍的な感情を歌う曲は気持ちを乗せやすいかも。

 秋吉「世界観に入り込みやすいって感じ」

 豊永「私は個人的にハッピーな歌が死ぬほど似合わなくて」

 小田「確かに。眉間にしわ寄る系がね」

 秋吉「哀愁漂う感じ」

 豊永「歴代ずっと、大切な人を失うような曲ばっかり。実は決勝大会もそうなりそうな予感。まだ秘密ですけどね」

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