長崎「94分完璧」から痛恨ドロー 元代表FW玉田が指摘した課題とは

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J2第36節 長崎1-1松本(25日・トランスコスモススタジアム長崎)

 信じたくない光景だった。1点リードの後半ロスタイム5分。セットプレーから松本に同点ゴールを押し込まれ、長崎の白星がこぼれ落ちた。あまりに痛い引き分けに、手倉森監督は「94分は完璧なゲームプランだった…」と肩を落とした。

 前半41分、玉田がペナルティーエリア手前でゴールを背にしてパスを受けると、振り向きざまに左足シュートを放った。「自分の形に持っていけた」と振り返る元日本代表の左足から、GKも反応できないスーパーゴールで先制した。

 鮮やかな玉田の今季5点目は決勝点とはならなかったが、経験豊富なベテランの存在が日増しに大きくなっている。玉田は昇格争いにおけるチームの精神面の課題について「この試合に限らず、序盤から動きが硬い。勝たなければいけない気持ちが強すぎるというか…。昇格争いを楽しめていないというのもあるかな」と指摘した。

 終盤は2点目を狙いつつ、ボールをキープして時間を稼ぐ狙いも中途半端となり、自陣でのファウルからフリーキックを与えてしまっていた。

 2位福岡との勝ち点は3差で、昇格圏への浮上の可能性は十分に残っている。手倉森監督は「まだまだしぶとく、タフに戦わないといけない」と強調した。「メークドラマ」と位置づけた残り6試合での逆転昇格に向け、下を向いている時間はない。 (松田達也)

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