ラグビー7人制代表候補29日ガチンコ紅白戦 東京五輪へ男女ともサバイバル

西日本スポーツ

 ラグビーの7人制男女日本代表候補が29日、埼玉・熊谷ラグビー場で紅白戦形式の試合を行う。来年の東京五輪に向けた代表選考の一環だ。昨年の15人制ワールドカップ(W杯)日本大会で活躍した福岡堅樹(パナソニック)=福岡県古賀市出身=らが1年延期された五輪を断念した一方で、けがから復帰した選手や新星も台頭。男子は3月上旬、女子は2月初旬以来遠ざかっていた実戦で、本番に向けた競争が再び激化する。

 コロナ禍で感染防止に協力しながら慎重に活動してきた代表候補同士が29日、生き残りを懸けて激突する。男子は21日から東京都内などで合宿してきた。リオデジャネイロ五輪4位に貢献した合谷和弘(クボタ)=福岡県大野城市出身=は「練習からばちばちやり合っている。代表に残りたいので全力を尽くす」と表情を引き締めた。

 男子は福岡や桑水流裕策(コカ・コーラ)=鹿児島市出身、後藤輝也(NEC)らリオ五輪の主力が東京五輪の1年延期を受けて2大会連続出場を断念した。戦力の刷新が進む中で、残った合谷にはあと一歩でメダルを逃した悔しさを伝え、東京で雪辱する責務と覚悟がある。「必ず出て自分の手でメダルを取りたいと思っている」と意地をプレーで示すつもりだ。

 女子は五輪と同じ2021年開催になった15人制W杯へ目標を切り替える選手も出た。一方で、昨年11~12月のドバイ遠征で右アキレス腱(けん)を断裂した黒木理帆(立正大)=宮崎県門川町出身=は17年の15人制W杯に出場したが、今回は7人制での五輪出場に絞る。今年9月に復帰し、29日の試合に間に合わせた。

 27日に埼玉県熊谷市で公開された合宿では持ち味の鋭い縦への突破で復活をアピール。「五輪が延期になったことで時間をかけて復帰できた。世界一のCTBになって五輪でメダルを取るために、まずはチーム一のCTBになる」と代表の座を切り開くつもりだ。(末継智章)

 

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