ソフトバンク上林早くも始動「休む欲ない」レギュラー奪還へ無休で動く

西日本スポーツ 山田 孝人

■4連覇2日後始動

 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(25)が27日、シーズンオフ無休でのレギュラー奪還を誓った。4年連続日本一を達成した2日後にペイペイドームで始動。負傷で苦しんだ昨季と異なり、今季は自身の不振が主な要因で1軍定着後最少の69試合出場にとどまった。今オフは体の状態を落とさずに過ごし、より効果的な体の使い方を追求しながら来季こそ名誉挽回を図る決意だ。

■体の使い方模索

 ジャージー姿でペイペイドームに現れた上林は、約3時間ウエートトレーニングなどを行い、精力的に汗を流した。わずか2日前の25日には日本シリーズ第4戦が開催されて歓喜の光景が広がった本拠地で、来シーズンだけを見据えて一人動きだした。

 「このオフは休みが少ないこともあるし(自分は)休む意味もない。しっかりとやることをやっておかないといけない。休む欲がないんですよ」と早々の始動に至った理由を説明する。全ては2020年の悔しさを来季晴らすためだ。

 今季は3月のオープン戦や公式戦開幕前の練習試合などでは好調をキープ。ところが「シーズンに入り(技術的に)ぶれてしまった」と不振に苦しみ、出場は1軍定着後最少の69試合。打率1割8分1厘、6本塁打、20打点と受け入れ難い数字ばかり並んだ。

 死球による右手薬指の剥離骨折などで本来のプレーができなかった昨季に続く苦い1年。「昨年のこともあり、今年はやらないといけない年だった。応援してくれる人もたくさんいる中で、申し訳ないです」と声を落とす。だからこそオフに突入していち早く動きだした。

 名誉挽回へまず重点を置くのは、より効果的な体の使い方の模索だという。持ち味のフィジカルの強さを技術に無駄なく生かしていくためだ。「突き詰めていき、揺るがないものをつくり上げたい」とじっくり自分と向き合えるオフの時間を活用していく。

 4年連続日本一を成し遂げたチームでは栗原や周東ら若手が台頭。上林も年齢的にも立場的にも要求されることが高いのは自覚している。期待に応えたいという思いは誰よりも強い。「自分がやらないといけないと思っている」。8年目の雪辱に向け、立ち止まる暇はない。 (山田孝人)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ